知事の海外出張

平成22年3月11日更新

シンガポール出張の概要・成果

 東京都は2016年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致を目指しています。石原知事は、7月3日に開催されたアジア・オリンピック評議会総会において、参加するアジア地域のオリンピック関係者に対して東京招致への支持を求めました。

【出張の概要】

  ○期間 平成21年7月2日〜4日
○人数 7名
○経費 8,482千円

【出張先での主な行動と成果】

(東京オリンピック・パラリンピック招致委員会活動報告より)

アジア・オリンピック評議会(OCA)総会で東京招致への支持が表明されました!

 7月3日(金)、シンガポールで開催されたアジア・オリンピック評議会(OCA)総会で、アハマド会長が「アジアの都市である東京が10月のIOCコペンハーゲン総会で成功を収めるよう、私たちは希望している」と述べ、2016年大会の招致を目指す東京への支持を表明しました。

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石原都知事と東京招致関係者を迎え、激励するアハマド会長
(写真提供:フォート・キシモト)

 アハマド会長が支持を表明したことを受けて、招致委員会会長の石原慎太郎都知事、河野一郎招致委員会事務総長は次のようにコメントしています。

石原会長

 「本日のアジア・オリンピック評議会(OCA)総会において、2016年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致に関し東京への支持表明をいただいたことは、アジアの同胞として大変嬉しく、また心強い限りです。
 アハマド会長をはじめとする関係者の友情に深く感謝いたします。
 この宣言を追い風に、今後もアジア地域全体の発展のため、東京招致獲得に向け全力で取り組んでまいります。」

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アハマド会長と談笑する石原都知事
(写真提供:フォート・キシモト)

河野事務総長

 「本日開催のOCA総会において、東京招致への支持表明をいただくことができました。
 アハマド会長をはじめとするアジア各国のOCAメンバーの皆様、そしてアジアのNOC(各国オリンピック委員会)関係者の皆様に心から感謝申し上げます。日本でオリンピック・パラリンピックを開催することにより、アジア全体のスポーツ振興に大きく寄与できることと確信いたしております。」

 OCAは、アジア45ヵ国・地域のオリンピック委員会で構成されており、その総会には多くのIOC委員が出席しています。今回のアハマド会長の支持表明はアジア全体がひとつになった証であり、東京招致の実現に大きな弾みとなったことは間違いありません。
 10月2日の開催都市決定まで残りあとわずか。これからも全力で招致活動に取り組んでまいりますので、引き続き、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。