知事の部屋

 
猪瀬都知事「知事の部屋」
プロフィール施政方針記者会見活動の紹介海外出張交際費

海外出張

平成25年2月27日更新

英国(ロンドン市)出張の概要・成果

 2020年オリンピック・パラリンピック大会の開催計画書となる立候補ファイルの国際オリンピック委員会(IOC)への提出に合わせて、広く国際的にPRを行うため、オリンピック・パラリンピック競技大会が昨夏開催されたロンドンにおいて記者会見を行いました。また、ロンドン大会の関係者等とも面会し、招致活動や大会開催までの経験等について意見交換を行いました。

出張概要

 ○期間 平成25年1月9日(水曜)〜1月12日(土曜)

 ○出張人数 8名

 ○総経費 16,797千円

出張先での主な行動と成果

1月9日(水曜)

 猪瀬知事は1月9日午前に成田空港を出発し、現地時間同日夕刻にロンドンに到着しました。

1月10日(木曜)

 1月10日の午前にロンドンの滞在先であるセント・パンクラス・ルネサンスホテル内において、記者会見を行いました。記者会見では、海外メディアを含めた63社の報道機関を前に、東京の魅力や優れた開催計画、招致成功に向けた意欲をアピールしてきました。
 また、英国の政府関係者や企業関係者、文化事業関係者を招待した懇談会を開催し、ロンドンオリンピック等の経験や東京の開催計画等について意見交換を行いました。
 午後には、英国政府で大臣としてオリンピックを担当したヒュー・ロバートソン大臣(スポーツ・観光担当)、ロンドン大会組織委員会会長を務めたセバスチャン・コー氏、同じくロンドン大会組織委員会最高責任者を務めたポール・デイトン現財務省政務次官と面会を行いました。面会では、ロンドン大会の招致段階での取組から大会開催の成功へ至る過程等について意見交換を行い、今後の東京の招致活動について多くの助言を得ることができました。
 夜には、林駐英国日本大使によるブリーフィングを大使公邸で受け、ロンドンオリンピックのレガシー等について意見交換を行いました。

写真 写真
セント・パンクラス・ルネサンスホテルでの記者会見
写真
招致懇談会の様子

1月11日(金曜)

 1月11日の午前に市内のリージェンツ・パークを訪れ、公園内をジョギングしました。
 午後は、オリンピック・パークの跡地開発を行っているロンドン・レガシー・ディベロップメント・コーポレーション(LLDC)の案内によりオリンピック・パークの跡地で今後の再活用に向けた工事が着々と進む現場を視察しました。
 ロンドンオリンピック以前には開発の遅れていた市東部地区が大会を契機として整備され、大会後は、クイーン・エリザベス・パークとして整備され、オリンピックの最大のレガシーとなることなどについて説明を受けました。
 1月11日夜にロンドンを出発し、12日(土曜)夕刻に成田空港に到着しました。

写真
リージェンツ・パークでのジョギング
写真 写真
オリンピック・パーク跡地視察 バス車窓からオリンピック・パーク跡地を視察

 本出張において、国内外の多くのメディアで取り上げられ、それを通じて、東京の計画や知事の招致成功へ向けた意欲をアピールできたことは、その後の国民の支持率向上にもつながりました(平成25年1月調査で、賛成が初めて70%を超え73%に)。

【参考】招致委員会による国民支持率調査結果の推移(賛成の割合)

グラフ
※IOCによる世論調査を参考の上、招致委員会として独自に調査。
 東京23区、多摩地域・島しょ部の18歳以上の男女(サンプル数400)を対象に電話調査を実施。