知事の部屋

 
猪瀬都知事「知事の部屋」
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記者会見

平成25年9月30日更新

猪瀬知事定例記者会見
平成25年8月30日(金曜)
15時00分〜15時35分

知事冒頭発言

1 デフリンピックメダリストへの都民スポーツ大賞の贈呈について

【知事】このたび、去る7月26日から8月4日の10日間、ブルガリア、ソフィア市で開かれた第22回夏季デフリンピックでメダルを獲得した東京ゆかりの選手8名に対して、その功績をたたえ、都民スポーツ大賞を贈呈するのでお知らせします。
 デフリンピックというのはご存じですか。デフリンピックは、オリンピックやパラリンピックと同様に、4年に1回、世界的規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ大会です。オリンピックの前年に、知的障害者のためのスペシャルオリンピックというのがあります。そして、オリンピックと同時にパラリンピックがあります。ですから、スペシャルオリンピックがあって、翌年にオリンピック、パラリンピックがあって、その翌年にデフリンピックがあるということで、デフリンピックがこの間、開かれたばかりなんですね。
 東京都はこれまで、オリンピックやパラリンピックなどのメダリストで東京ゆかりの54人に都民スポーツ大賞を贈呈してきました。これらと同等の大会として、デフリンピックのメダリストについても今回初めて表彰することにいたしました。
 今回表彰するのは、マラソンの山中孝一郎選手、マウンテンバイクの早瀬久美選手、水泳の茨隆太郎選手、卓球の佐藤理穂選手、川ア瑞恵選手、バレーボールの菅谷美穂、長澤みゆき選手、三浦早苗選手の8名であります。
 選手たちは、聴覚障害という自らの障害と向き合い、日頃の鍛練の結果として、見事にメダルを獲得されました。選手たちの持つ強い意志が、この大きな功績に結実したものでありまして、心からお祝いいたします。
 9月7日、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催するスポーツイベント、スポーツ博覧会・東京において表彰式を行います。会場内には、デフリンピック普及のブースを開設し、デフリンピックの魅力を発信することができます。デフリンピックというものをできるだけ広く知らしめたいと、こう思っております。当日多くの皆さんに会場に足を運んでいただいて、デフリンピアンの栄誉を祝福し、デフリンピックの魅力を感じてほしいと、こう思います。

2 オリンピック・パラリンピック招致応援ビデオの発表について

【知事】次に、この画面なんですが、2020年オリンピック・パラリンピック東京招致を願う応援ビデオが完成しましたので、お知らせします。AKB48を育てたことで有名な秋元康さんと以前に僕は対談していまして、その中で、よし、こういうのをやろうねという着想を得て、急いで間に合わせました。この応援ビデオは、世界中の人に愛されている「上を向いて歩こう」のメロディーに乗せて、子供たち、若者、おじいさん、おばさん、おばあさん、焼鳥屋さんとかお寿司屋さんなど、いろんな人たちがオリンピック・パラリンピックの東京招致を願って楽しく踊っている映像であります。僕も、安倍総理大臣も、太田雄貴選手も、滝川クリステルさんもちょろっと出てきます。それではまずね、これ、3分50秒ですけれども、映像をごらんいただきたい。
 これ、口笛ですよね。日本人だけじゃなくて、世界中の人にも東京招致を応援してほしいという思いから、日本語の歌詞を歌うのではなくて、メロディーを口笛で吹いているとこなんです。そこがやっぱり大事で、YouTubeで世界中にこれが広がるといいなというふうに思ってつくりました。ビデオの中の人々の明るい笑顔がスポーツの力や子供たちの明るい未来、そして東日本大震災からの復興への願いを表現しております。こう、何か素人のど自慢風のほのぼのとした感じがあっていいと思うんですね。変に力んでいなくて、ごく普通の日常の中に我々が2020年東京オリンピックの、パラリンピックの夢を感じるというね、そういうところです。で、今、申し上げましたように、これ、YouTubeで、東京都チャンネルに掲載しますので、ぜひ皆さんごらんいただいて、2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致、応援してほしいと思います。
 これは、早速、今、東京都チャンネルに載せますので、YouTubeで、皆東京都が発信するツイッターとかフェイスブックにURL載せますので、どんどんYouTubeで展開して、世界中に広まるといいなと、そう思っております。

3 IOC総会への出席について

【知事】さて、いよいよ2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定まで残り少なくなりましたが、明日、アルゼンチン、ブエノスアイレスへ向かいます。出発します。余すところ8日、マラソンでいえば、まさにこれからスタジアムに入る最終のトラック勝負、そこに挑むということになります。8月23日の、先週の金曜日の出陣式には、政界、財界、スポーツ界など、各界の代表者にお集まりいただきまして、安倍総理も駆けつけていただき、総理はその場でIOC総会、これから行きますよと、G20終わって行きますよということですが、途中から行きますよということです。
 金曜日の出陣式ですが、その前日の木曜日に、皆さんご承知のように、文部科学省の調査では、オリンピックの日本開催などを好ましいと考える人が92%、国内世論も大変盛り上がっております。今日から決定のそのときまで、一瞬たりとも気を抜くことなく、積極的かつ謙虚に取り組み、一致団結して最高のチームワークでIOC総会のプレゼンテーションに臨みたい、そう思っております。
 IOC総会では、これまで積み重ねてきた招致活動の集大成として、東京の都市力、大会実現能力の高さをアピールするとともに、大会開催への熱い情熱、パッションをIOCに、IOCの心に届くように訴えたいと思っております。チーム日本、チーム日本の総力を挙げて、国民、都民の皆様のオリンピックへの、オリンピック・パラリンピック招致への熱い思いをしっかり届け、何としても2020年の開催をつかみとってくる覚悟でおります。
 今日の発表はここまでですが、ご質問あれば、はい。ビデオの感想もお聞かせください。
 いいよ、どうぞ。

質疑応答

【記者】文化放送の高橋民夫です。今、知事もお話をされましたように、一瞬たりとも気を抜くこともなくという気持ちをお示しいただいたんですが、よく百里の道も九十九里をもって半ばとす、残りで本当に緩めることはなく、もう終わりだという気持ちもなくという言葉、言葉もあるようにですね、やっぱり気を引き締められると思うんですが、今一度、みんなの1つになっているような気持ちみたいなものをあらわしていただけますでしょうか。

【知事】多分我々日本人は、誇りというものをもっともっと、本来あるんですが、それを取り戻すというか、一人一人が輝く、そういう東京であり、国でありたいと思っていると思うんです。その気持ちがオリンピック・パラリンピック招致ででき上がってきたなというふうに思うんですね。これは何年も忘れられていた気持ちじゃないでしょうか。すばらしいことだと思いますし、そういう気持ちを僕は背負ってブエノスアイレスに行く、そういう状態、とても僕は、身に余る光栄だなと思いながら戦いたいと、それを背負って戦えるということが、とてもすばらしいと思っているんですね。

【記者】ぜひお体を大切に頑張ってきていただきたいと思います。

【知事】はい、わかりました。
 はい。

【記者】朝日新聞の岡戸と申します。五輪招致で、先ほど最終盤のトラック勝負とおっしゃっていましたが、その中でですね、中国の動向を気にされる関係者の方が多いと思うんですが、中国は国内で3票を持っているだけじゃなくて、アジア、アフリカにも強い影響力を与えると言われています。知事に何か中国へのアプローチについて何か、作戦か何かはお持ちでしょうか。

【知事】ロビー活動については一切言えません。

【記者】あるけど言えないということで、秘策は……。

【知事】だから、それ言えないんだよ。

【記者】もう1点だけ、言える範囲で構わないんですけれども、明日から現地に向かわれますが、現地でいろいろな関係者の方多いと思うんですが、そこの中で中国……、ま、言えないと言われてしまうかもしれませんけれども、中国関係者に対しての働きかけというのはお考えですか。

【知事】だから言えない。それはだけど、僕はいい関係だと思ってます。

【記者】中国と?

【知事】ええ。

【記者】いい関係というのは、知事、環境政策等でもかなり積極的に中国側に働きかけされていらっしゃると思うんですが、中国の存在ってどういう存在だとお考えですか。

【知事】だからいい関係だって。

【記者】いい関係、わかりました。ありがとうございます。

【知事】とてもいい関係です。
 はい。いいよ。

【記者】NHK金城です。ムービーのことで1点ちょっと確認なんですが、余すところ8日になったと先ほどおっしゃっていまして、これまで国内支持率が、こう、上がることが課題だったんですけれども、この最終盤になって、あますところ8日のときに、このムービーを出すというのは、どういう意味があるのかなと思って、もっと、もっと早く出しといてもいいのかなと、僕は個人的には思ったんですけど、何でこの最終盤で出すのかなというふうに思いましたが。

【知事】もっと早く出すべきだと、そう思ってるの、僕は。だから、間に合わしたんです。

【記者】世界の方が、もしこれをごらんになって、何を感じてほしいというふうに思っているんでしょうか。

【知事】今ね、出すタイミングとしてはいいと思ってるの。もっと早く出してもいいんだが、やはり、このあと1週間ぐらいでしょう、残されている日数は。そういうときに、YouTubeでばーっと広がるとですね、今、ごらんになって思う、先ほど僕、ちょっと素人のど自慢みたいだねと言ったのは、日本人の持っているホスピタリティーとかおもてなしの心とか、ある種の、柔らかさとか、そういうものがよく表現されてるんですね。変に先端的なモダニズムで気取っているわけでもなく、日常生活の、平穏な日常生活をごく普通に表現しながら、希望を持ちたいという、そういう庶民の気持ちというか姿がここににじんでるんです。それを世界中の人々に見ていただく、平和な国だなと思っていただくことできると思いますよ。
  はい。

【記者】朝日新聞の中村と申します。五輪招致の関係でお伺いしたいんですが、まさに出発前日で直前、目前に迫ってきた中でですね、やはり懸念は東京電力の福島第1原発での汚染水漏れ、これは非常に懸念があるところかと思うんですが、まず招致への影響を、マイナスの影響はあるのか、知事から伺いたいというのと、あと政府がですね、来週にも対策、本格的に発表すると、今日伝えられましたが、その件で、IOCに安全・安心アピールしていくために、わかってもらうために、どのようなふうな説明を今後現地で行っていきたいか教えてください。

【知事】先週の金曜日にも、ロイター通信の記者に出陣式の前の記者会見でお答えしていますが、東京の放射線量はニューヨーク、ロンドン、パリと全く変わりありません。それを数値で、データで公開しているということが非常に重要ですね。そして、食料品の出荷も、出荷する時点で測り、そして、入荷のときにもチェックしているということで、食品は安全であると。それから、東京水、水道ですね。これももちろん毎日データを公開して全く安全であると。
 さらに重要なことですが、そういうことを外国の方にもよくわかっていただかなければいけないので、今度ホームページの最初のページを開くとですね、それがすぐ英文で説明するページに行けるように、今日、してありますから、英語で全部表記しました。そういうことをきちんとね、英語で説明しておかないといけないからね、そういうことです。
 あとは、政府は対策を真剣に考えるということで、本腰を入れてくれればいいと思います。
 東京電力については、東京都が一番改革についてやってきていますから、ただ、福島の問題はやっぱり、東電だけでは資金力に限界があるということで、政府が予備費等含めて早急に手を打つべきであるということでやっと動いてくれてますよね。そういう動きが、そういう決断してやってるってことが大事ですね。

【記者】普段からですね、政権とも非常に密なチームニッポンということでやってる、協力されていると思うんですが、そのあたり、猪瀬知事からも政府に対して、9月7日までにはそういった形をとってもらえるようなお願いとか、何か働きかけを行ったんでしょうか。

【知事】もうだから、すぐにやると言ってるわけでしょう、今ね。ですから、もうできるだけすぐに対策を打つと、東電任せではだめですよということですね。
 今、もう1回繰り返しますが、風評というのが、やっぱり一番、もともと問題があるわけですから、福島県の、僕、お酒が好きなんだけれども、やはり全部売れてないわけですね。僕はなるべく福島県のお酒を飲むようにしてるんだが、全然数値的に全く問題ないエリアがたくさんあるにもかかわらず、そこで生産されたものが、正確なデータではないうわさによって売れなくなるとしたら、あるいは観光客が会津若松方面で減るとしたら、これは問題で、むしろメディアの方々もそれは、そこは全然大丈夫じゃないですかというふうなアピールをしてほしいですよね。そういうことと同時に、今回英語で全部わかるようにいたしました。これ、大事なことです。もっと早くやってもよかったぐらいだが。基本的には既に水道は英語で発表してましたしね、一部英語で発表してましたが、もう少し詳細にわかるように、外国人の方が見てもわかるような、そういうホームページにいたしました。
 はい。

【記者】朝日新聞の別宮です。ムービーのことなんですけれども、大分、知事がおっしゃるように普段着というかですね、感じで、前回は5分で5億でしたっけ。かなりお金をかけたり、その前は、知事が当時かかわられた「Tokyo Colors」なんかは大体この頃出てきていて、いずれにしてもお金を相当かけたり、デジタル技術をかなり使ってたと思うんですが、今回は全くそういうところが見えないというのは、これ、逆転の発想なのか、どのあたりに、どんな考えがあってつくったのか……。

【知事】お金はほとんどかかってませんから。

【記者】ちなみに今回のこの映像は大体どれぐらいかけて……

【知事】まだ詳細はわからない。ただ、ほとんどお金をかけないでやるという、そういう方針で急いでやったわけですね。だから、アイデアですよ、これは。秋元さんと僕で話し合って、やはり由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」だっけ? あれ、言葉ないから広がったんだよね、要は日本語じゃなくて、英語でもなくて、日本語ありましたけれども、やっぱり言葉の壁を越えていけるような、そういう発想があれば、今、口笛ですけれども、それで映像でわかるとYouTubeは世界的に広がりますからね。そういうことを前に秋元さんと話してて、それでいこうかと。だんだんちょっと時間迫ってきたよということで急いでもらって、ぎりぎり。この辺で、だけど発信するのが一番いいタイミングだと思ってますけど。

【記者】踊りなんかも大分たどたどしいんで……。

【知事】うん、それがいいんだよ。

【記者】突貫でつくったってわかるんですが、それがいいってことですか。

【知事】これは日本人の、素の日本人がここにあらわれてるからね、みんな人がいい人多いじゃない、その感じがよく出ているでしょう。
 はい。

【記者】すいません、時事通信ですが、僕もちょっと今ムービーについて質問なんでけれども、これ、世界の人向けなんですか。

【知事】世界中にこれが広がればいいなと。日本も含めて、世界中ってことね。

【記者】これ、発信方法はどういうふうに考えていらっしゃいますか。

【知事】YouTubeでしょう。

【記者】YouTubeに流すだけということ?

【知事】YouTubeに流せばおのずから拡散していきますよね。

【記者】これはテーマは平和で安全、安心ということなんですかね。

【知事】あなたがごらんになったとおりでいいわけよ。いい人たちがいて、いい国だなというふうに思えればそれでいいわけですよ。

【記者】選曲も「上を向いて歩こう」なのは、昔、ビルボードで1位をとったことがあるから、一番世界的になじみのある曲だろうということなんでしょうか。

【知事】テンポも緩いしね。何だろうね、安心、安心感あるよね。その映像とうまく安心感と口笛がミックスしてると思いませんか。

【記者】なるほど。ちょっとそれに続けてお伺いしたいんですけれども、招致の理念的なテーマというのは、序盤では、安全、安心、確実なとおっしゃられてましたけれども、途中から平和というキーワードが入ってきたと思うんですが、最終的には安全、安心、平和なという理念でアピールしていくということなんですかね。

【知事】安心、安全、平和というのが一体であるというのが日本だということですね。

【記者】そうするとやっぱり福島の汚染水の問題はかなりちょっとネックなイメージにはなってくるから、そこの説明はかなり重点は割いていくということに。

【知事】それはまず政府がきちんと方針を出して、具体的にやればそれは、風評が多いですから、風評じゃない部分についてきちっとこういう対策を講じましたと、幾らかけてこうしますという方向性をはっきり出せばいいんじゃないですか。

【記者】じゃ、それを出せば、イスタンブールとかの「西洋と東洋の架け橋」でしたっけ? 異文化の架け橋というような理念に対抗し得る理念になるというふうにお考えですかね、十分に。平和というところで。

【知事】いや、他都市と対抗するというつもりはないですから。東京の魅力を発信すると。それは今のビデオでもおわかりのように、今言ったけれども、安心と安全と安定と平和が一体となった世界が、我々がつくり上げてきた、良かれ悪しかれつくり上げてきたものであり、その中に我々がいて、そして、スポーツを楽しむような、東京の10年のビジョンって出てますね、これから10年というね。子供たちは夢を持つと。そういう、スポーツによってね、そういう世界を、このビデオの延長できちっとつくれれば、世界中から人が集まってきて、日本人のおもてなしの心に触れて、観光客が増えて、そして、日本のよさというものをまた世界に伝える。そのよさは、よさを伝えるということは、こうやって我々は心穏やかに過ごしているという、そういう都市や国があるんだなとわかっていただくことが重要なんじゃないですか。それがメッセージだと思います。

【記者】なるほど。わかりました。じゃ、最後にちょっと細かい、テクニカルなというか、瑣末なことですけれども、このムービーは外国の方には事前に見てもらったり、外人の方の反応というのは結構リサーチとかはされてたりするんですかね。

【知事】いや、してないです。もう自信持ってますから。

【記者】自信持ってる。あ、わかりました。

【知事】はい。

【記者】日本テレビの坂巻です。ビデオのことなんですけれども、くだけた感じで、ユーモラスな感じでということをおっしゃって、いい感じに上がってると思うんですが、知事が中で踊られるという話はなかったんでしょうか。知事が中で、ちょっと振り付けで踊ると、さらにユーモラスで、よりくだけた感じでYouTubeのヒット件数も上がったのかななんて思うんですけれども、そういうお話は、もしくはそういうお考えはなかったんでしょうか。

【知事】全くなくはないが、時間がもうぎりぎりだったんだよね。とにかくよく間に合ったと思ってください。とにかく。
 はい。

【記者】時事通信の御舩と申します。招致と話変わるんですけれども、9月1日が防災の日になります。知事、ツイッターを危機管理のSNSと位置づけて全局でツイッター始めたわけですけれども、それから大体9カ月経ってみて、これまでのツイッターの運用について、知事の評価と、あと、これからの展望についてお願いいたします。

【知事】昨年の12月の18日に、知事に就任したその日にツイッターを指示しました、各局全部。で、30ぐらいのアカウントだったものが、1、2カ月、2カ月ぐらい後に150ぐらいのアカウントに増えました。各局関連のそれぞれの施設、あらゆるところから発信するということで、さらにツイッターの中身も、頻度もだんだんだんだんよくなってきてると思います。ですから、試行期間がある程度あって、そして、もう慣れてきたんじゃないでしょうかね、大分ね。受け取る側も、東京都発信の情報というものに大分慣れて、受け取る側もある程度習慣になってきてるかもしれませんね。それまでは東京都の広報の新聞に挟んだものだけしかなかったわけですね。新聞とってない人いっぱいいますから、新聞とってない人にもちゃんと情報が届くようにしたいということですね。
 もちろんこれから、9月1日は防災の日ですけれども、これからさらにツイッターだけじゃなくて、フェイスブックも今増えてきていますから、発信ね。いろんな形でSNSを活用し、それから就職活動のほうにもプロジェクトつくってますからね。そういうSNSをどういうふうに使いこなすかということが重要なんですね、これからね。そういうことを含めて、震災とSNSのあり方はさらにもう少し、またいずれ発表します。もうちょっとまた、進んだ形を考えています。
 皆さんこれ、皆さんの新聞やテレビでも都庁のもとにURLって張っていただくとですね、見れるということで、ひとつよろしくお願いいたします。
 今日はこれにて終わりにします。

以上

(テキスト版文責 知事本局政策部政策課)