舛添前知事「知事の部屋」

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海外出張

平成28年6月20日更新

ソウル特別市出張の概要・成果

 毎日経済新聞社(毎日経済メディアグループ)より依頼を受け、第16回世界知識フォーラムにおいて講演し、東京の魅力をアピールしました。また、講演に続いてソウル市長と公開対談を行い、様々な分野における今後の交流・協力の可能性について意見交換を行うなど、東京都とソウル市の一層の関係強化を図りました。

出張概要

○期間 平成27年10月19日(月曜)〜10月20日(火曜)

○出張人数 11名

○総経費 6,448千円  ※出張者及び経費の詳細はこちら(PDF形式:62KB)

出張先での主な行動と成果

10月19日(月曜)

 知事は、19日午後、羽田空港を出発し、現地時間の同日午後に、ソウル・金浦空港に到着しました。

10月20日(火曜)

 午前、知事は、第16回世界知識フォーラム開幕式に先立ち、フォーラム会場である奨忠体育館で行われた毎日経済メディアグループ会長主催のVIPミーティングに出席し、同フォーラムに招待された各国の要人等と懇談しました。

 その後、同会場で行われた開幕式に出席するとともに、トニー・ブレア元英国首相による基調講演を聴講しました。知事は、こういう国際的会合に参加し、諸外国のリーダーと意見を交わすことは大変有意義だと述べました。

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フォーラムのメイン会場(奨忠体育館) トニー・ブレア元英国首相による基調講演の様子

 午後は、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と面会しました。知事と市長は、観光や文化、スポーツなど、様々な分野における今後の交流、協力の可能性について意見交換を行い、引き続き、両都市の友好関係を維持、発展させていくことを互いに確認しました。

 その後、第16回世界知識フォーラムにて、「都市が世界を動かす−未来に向かう東京のビジョンとアクション−」をテーマに講演を行いました。
 講演で知事は、都市がますます中心的な役割を演じ、世界を動かす時代において、東京が果たすべき役割が一層重要になっていると述べ、東京を世界一の都市にするために取り組んでいる様々な施策について紹介しました。また、ビジネス機会にあふれる東京の魅力をPRするとともに、2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に、未来に向けて力強く発展する東京の将来像をアピールしました。さらに、開始したばかりの「東京ブランド」の取組について、世界に向けて発信しました。

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ソウル市長の紹介により登壇する知事 講演を行う知事

 続くソウル市長との公開対談で、両首長は、交通渋滞や高齢化の問題など、都市が直面する共通の課題について意見を交わしました。
 ソウル市長からは、都市の安全、感染症対策、観光などの分野で協力が進んでいることに触れ、東京から多くの経験を学んでいるとの発言がありました。知事からは、都市間の交流や民間交流を積み重ねていくことが重要であり、これからも東京とソウルの友好を深めていきたいとの話がありました。

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知事の講演に続いて登壇するソウル市長 公開対談を行う知事とソウル市長

 フォーラム終了後、知事は記者団に対し、世界のリーダーが多く集まる場で、広く東京の魅力を発信できたこと、また、聴衆に非常に多くの韓国の若者が含まれていたことに大変満足していると述べました。さらに、ソウル市と実務的な分野で様々な協力が進んでいることに触れ、こうした都市同士の交流をさらに進めていきたいと話しました。

 知事は、10月20日(火曜)夜にソウル・金浦空港を離れ、同日夜に羽田空港に帰着しました。