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平成28年(2016年)12月20日更新
平成28(2016)年12月19日(月曜)、小池知事は、ジブリール・ラジューブ パレスチナ・オリンピック委員会会長(兼パレスチナ・サッカー協会会長)と都庁で会談しました。
知事は、「リオのオリンピックにパレスチナの選手が参加され、それぞれいい成績を収められました。しかし、パレスチナの情勢を考えると、さまざまな練習をし、国際大会に参加するのは極めて困難を伴っていると思います」と話しました。また、ラジューブ会長がパレスチナサッカー協会会長も務められていることに触れ、「若者たちに人気のサッカーを通じて、日本とパレスチナの関係が強まることを、大変楽しみにしています」と述べました。
ラジューブ会長は、前日に行われたFIFAクラブワールドカップの試合に触れ、アジア、特に日本のスポーツはプロのレベルで発展しているとした上で、東京2020大会ついて、「日本及びアジアにとって素晴らしいイベントになる」と期待を寄せました。また、「パレスチナにおいてスポーツは重要なこと。スポーツを通じて、ヒューマニティーのメッセージを伝えようとしています。パレスチナ問題を、スポーツやパレスチナの選手を通じて世界に広める方が、暴力を使って伝えるよりも大切です。そのために、我々はスポーツを支援しています」と語りました。
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