市場移転に関する関係局長会議

平成29（2017）年7月21日（金曜日）、市場移転に関する関係局長会議が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

冒頭、知事は、市場の移転問題に関する基本方針を踏まえて6月22日の関係局長会議で指示をした、「1）豊洲市場への早期移転、2）東京2020大会に向けた準備の推進、3）築地の魅力を最大限に生かした再開発」の3点について、「築地と豊洲の両方を活かすという基本方針の趣旨を行政の取組として具体化する中にあっては、まずは豊洲市場への早期移転を円滑に行うことが最優先です。その上で築地の再開発についても様々な観点から着実に検討を進めていく必要があります」と述べました。
また、今後速やかな豊洲市場への移転を実現していくためには、市場関係者、国、地元区などの協力が必要だとし、「都の関係各局が横串を刺し、横の連携を密にして、対外調整を進めていくことが不可欠です」と話しました。

会議では、中西副知事が、豊洲市場への移転に関する基本スタンスについて説明を行い、東京都技監と関係局長等が市場移転に向けた取組の検討状況を報告しました。

最後に知事は、「当面最優先すべきは豊洲市場への円滑な移転であるため、そこに関わっている方々の不安や思いをしっかり受け止めながら、市場関係者との調整を早急に進めていただきたい」と述べ、豊洲市場の早期移転、東京2020大会に向けた準備等について「丹念にそしてスピーディーに進めていただきたい」と締めくくりました。

市場移転に関する関係局長会議の配布資料等、詳細は東京都ホームページからご覧いただけます。