平成30年度東京都消防褒賞贈呈式

平成30年（2018年）10月24日（水曜日）、平成30年度東京都消防褒賞贈呈式が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
この賞は、地域住民の生命・財産の安全確保に従事している消防団及び消防団員の功績を称えるために創設されました。
今年度の消防褒賞受賞者は、消防団員195名と消防団5団で、小池知事から受賞者の代表者に賞状及び記念章、受賞団体の代表団には賞状及び竿頭綬が贈呈されました。

知事は、受賞者の長年にわたる貢献と、家族の理解・支援に謝意を表し、「消防署と連携しながら、消防活動や人命救助、風水害や地震への備えなども含めて、幅広くご尽力いただいています。日頃、他の仕事に従事しながら、いざという時には真っ先に駆けつけて最前線で活動される皆さまの力は地域防災力の要であり、東京の安全のために不可欠なもの」と称えました。また、「大規模な自然災害が絶え間なく発生し、甚大な被害が生じています。東京でも首都直下地震の危険性が迫るなど、いつ災害が発生してもおかしくない。こうした自然災害に対して、万全の備えを講じていくために、防災事業の緊急総点検を行い、タイムラインの普及拡大など、新たな取組を進めています。今後も、『セーフ シティ』の実現に向け、防災事業のスピードアップとグレードアップを着実に図っていきます」、「引き続き、充足率の向上や装備の充実など、消防団の充実・強化に努めます。1,380万都民の安全・安心のため、より一層の尽力を改めてお願いします」と式辞を述べました。
来賓の祝辞に続いて、受賞者代表が、「この名誉は、私たちのみが受けるものではなく、消防団業務に携わった先輩・同僚とともに拝受すべきもの。今後はさらに思いを新たにし、消防の使命の達成のため、また、『セーフ シティ』東京の実現に向け、地域において微力を尽くします」と謝辞を述べました。