新規採用職員へのメッセージ

令和2年（2020年）4月1日（水曜日）、小池知事は、都庁第一本庁舎から動画により、新規採用職員に対してメッセージを送りました。
小池知事は、「入都おめでとうございます。大いなる可能性に満ちた皆を歓迎し、これから共に働けることを嬉しく思います。本来であれば、皆が一堂に会する中で、直接式辞を述べたかったのですが、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、動画配信により挨拶とさせていただきます」、「世の中を動かす原動力は『人』の力であり、皆さんの力です。一人では、できることが限られるが、チームで一緒に取り組めば、何事も為しえます」、「私たちは、新型ウイルス発生という試練に直面しており、今こそ都庁が一丸となって、国や関係機関、世界と連携して、この見えざる敵との闘いに打ち勝ち、来年の東京2020大会を必ず成功へと導きたいと思います」と述べました。
また、これから職員として業務に邁進するにあたりいつも心に留めてほしいこととして、「都民ファーストの視点を常に持つ」、「視野を広げ、新しいことにチャレンジする姿勢を持つ」、「ライフ・ワーク・バランスを大切にする」という3点を挙げました。
さらに「一職工の打つ槌（つち）にも、世界を動かす力が篭（こも）っている」という東京市第7代市長である後藤新平の言葉を贈り、「いつの時代においても、世界を動かすのは現場の人々の努力の積み重ねです。皆さん一人ひとりにも、東京そして世界を動かす可能性が秘められています。想像を超えるスピードで世界が変化する今だからこそ、大胆な発想で夢を描き、『現実が夢を超える日』の実現に向けて『輝く未来の東京』を築いていこうではありませんか。今日から共に、歩みを進めてまいりましょう」と激励しました。