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令和6年(2024年)7月25日更新

少子化問題に関する3首長会議

令和6年(2024年)6月18日(火曜日)、小池知事は、少子化問題に関する意見交換を行うため、チャッチャート・シッティパンバンコク都知事、蔣万安台北市長とのオンライン会議に出席しました。
小池知事は、英語で「はじめに、チャッチャート知事、蒋市長には、SusHi Tech Tokyo 2024のシティ・リーダーズプログラムにご参加いただいたことにお礼申し上げる。先日発表された日本と東京の合計特殊出生率と出生数は、いずれも過去最低で、あらゆる策を講じて歯止めをかけなければならない。都は、誰もが安心して子供を産み育てることができる社会の実現を目指し、出会いから結婚、妊娠・出産、子供の健やかな成長に至るまでライフステージを通じたシームレスな支援を展開している。」と述べ、特に力を入れている取組として、018サポート、卵子凍結への支援、「育業」の推進を紹介しました。
チャッチャート知事からバンコク都について、「数年前から死亡率が出生率を上回っており、国全体の喫緊の課題。焦点を当てているのは、生活費、住みやすい都市、社会的サポートの3点。現在、チャイルドケアサービスを拡大し、1歳半の子供から受け入れているほか、首都圏の幼稚園サービスも拡大。高齢者ケアセンターが各地に作られ、高齢者が子供をケアすることにもつながり、高齢者と子供の両方に目を向けている。そのほか、不妊治療の支援や、6歳までの子供への助成をしている。さらに、親に対しては税の免除措置を実施。海外からの人材誘致も進めている。」と紹介がありました。
蔣市長からは、台北市について、「台北では結婚率と出生率に強い相関関係があるため、若い世代の恋愛と結婚をナビゲートする初心者ガイドを考案。また、夫婦の出産検討促進のため、妊娠前の健康診断費の助成を充実。2023年には、医療卵子凍結に係る補助金を国に先駆けて創設。ほかにも、出産奨励金2倍、12歳以下の子供がいる家庭への家賃補助、公立の保育施設やデイケアセンターの拡充、私立幼稚園の授業料の補助金提供等の援助を実施。さらに、育児手当や育児休暇制度などの取組が模範的な企業を表彰することで、政府と民間企業の協力が促進された。結果、先月の当市の新生児数は、過去5年間で最高を記録した。」と紹介がありました。
会議終了時、小池知事は、「本日は、チャッチャート知事と蒋万安市長と知恵を共有し、議論を深められたことで、少子化問題に取り組む決意も3都市で共有できたと思う。共に課題解決に向けて取り組んでいきましょう。」と述べました。

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