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令和4年(2022年)4月1日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和4年4月1日)

知事記者会見
2022年4月1日(金曜)
14時00分~14時31分

 

【字幕版】はYouTube東京都チャンネル(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。

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知事冒頭発言

1 新型コロナウイルス感染症への対応について

【知事】はい、私の方から今日は3本(正しくは、4点)お伝えいたします。まずコロナです。今日から新年度、そして新入学生、新社会人、今日の新しいスタートを迎えられたわけです。誠におめでとうございます。先ほど入都式が行われまして、私も出席し、新入職員にエールを送ったところでございます。新型コロナ対策のために昨年度に引き続いて、リアルとバーチャルの組み合わせの開催をいたしまして、後ろにずっと一人ひとりの顔を背負いまして、そして一人ひとりとても意欲あふれる顔をしておられる新入職員の方々とともに、また、働いていくこと、共に働けること、意欲あふれる皆さんの顔を見ると、とても頼もしくて、心から新しい方々を受け入れる、一緒に働けるということ、嬉しく思っています。そして、こうした新しい環境、生活が始まる時期であります。それすなわち、人の移動や集まる機会が増えていくということであります。一人ひとりが改めて、ここで基本的な感染防止対策、これを怠らないようにしていただきたいと思います。まん延防止等重点措置が終わって、そして今はリバウンド警戒期間にいたしております。そのことを、皆さんには強く改めて意識をしていただきたい、このことをお願い申し上げます。
今日はですね、都民の方々、そして事業者の皆さんに改めてのこの感染リスクを避けていただくためのお願い、そしてテレワークの取組とワクチン接種、この点についてお願い、お伝えをするところであります。都民の皆さんには、これからの時期というのは、新人を迎えての飲食の機会も増えやすいということだと思いますが、その際は認証店で、少人数で、短時間で、ぜひともお願いを致します。外出される際も、混雑した場所や時間は避けていただいて、色々な今情報がありますので、それを活用していただいて、基本的な対策の徹底をお願いいたします。それから、コロナの状況でありますけれども、急速にBA.2という亜種に置き換わりが進んでおります。数字で申し上げると既に半数を超えておりまして、52.3%となっております。これはすなわち、これまでのBA.1よりも感染力が強いからこそ置き換わりがが進むわけで、より短い時間で、より多くの人に感染を広げるというふうに言われております。都におきましては、診療、検査、医療機関のリスト、そして、マップ。今ご覧いただいておりますように(スライド)、このように公開をしております。で、少しでも体調がおかしいと感じられたら、これらぜひご活用いただいて、医療機関の受診をお願いいたします。様々な対応薬等、早ければ早い方がいいというふうに言われておりますので、是非少しでも体調おかしいなと思われたら、これらの医療機関で受診をお願いいたします。
それから事業者の皆様には、テレワークやリモート、そして時差出勤など、人との接触を低減する取組をお願いを申し上げます。テレワークですけれども、事業の継続と、働き方の改革にもつながるわけで、経営者の皆様が経営戦略として、さらに普及・徹底をさせていただきたい。こうした中で、都が調査をいたしておりまして、令和3年度の値では7割に近い結果が出ております。そうした会社の9割の方々、会社が、これからもテレワークを続けていくっていう意思、意向であるということも分かっております。都におきましては、週3日、社員の7割以上のテレワークを実施された企業におかれましては、最大50万円の奨励金を都から支給をしているということでございますので、都としまして、定着の取組への後押しに力を入れてまいりたいと考えています。
このような感染リスクを回避する取組と合わせまして、コロナ対策の武器といつも申し上げておりますけど、ワクチン。この追加接種の加速化も重要であります。高齢者のワクチン、重症化しやすいと言われている高齢者ですが、高齢者の皆様方のワクチン接種率っていうのは、3月の末に80%を超えております。今後は、更に若い方々に対する接種も加速化させてまいります。都の大規模接種会場におきましては、ご覧の3か所(スライド)で、12歳から17歳までの方に、3回目の接種を実施をいたしておりまして、使用いたしますワクチンはファイザー社製のものになります。また、ここ都庁でありますけれども、都庁の北展望室、多摩センターでは、18歳以上の方も接種が可能でございます。そして更には、都庁、南と北の展望室、二つあるんですけれども、その南側の展望室と東京都立大学、南大沢です。東京都立大学の会場で、事前予約なしでの接種を行います。現在、既に予約なし接種を行っている4会場と合わせまして、このワクチン接種を更に推進をしてまいります。ワクチンは、重症化を予防するだけではございませんで、感染の連鎖を断ち切る効果が期待できるということであります。是非この機会に3回目のワクチン接種、ご検討をよろしくお願いを申し上げます。詳しい情報につきましては、ホームページやTwitterでご確認をいただければと思います。それから年度が変わりましても、コロナは、時間とか、カレンダーも地図も持ってないと前から申し上げているんですが、年度が変わってもコロナが消えたわけではない。でBA.2への急速な置き換わりが起こっている。感染拡大、いえ、感染再拡大への警戒を継続する必要がございます。こうした中でワクチンの追加接種や、経口薬の供給に向けた取組の進展などを踏まえまして、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向けました、具体的な戦略を早期に示していただきたいということで、一昨日、岸田総理に要望をさせていただきました。重要なことはやはり都民・事業者・行政、心を一つにして、なすべきことをする、推し進めていく、ここに尽きます。引き続きのご協力を、どうぞよろしくお願いを申し上げます。まず1点目、コロナ関連でございます。
(詳細は、総務局、福祉保健局、産業労働局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:522KB)
(「テレワークに関する実態調査の結果」は、こちらをご覧ください。)
(「大規模接種会場運営方法を変更(第3071報)」は、こちらをご覧ください。)

2 成年年齢引き下げに伴う注意喚起について

【知事】次に、男女平等参画に関してであります。男女、東京都の男女平等参画推進総合計画、ごめんなさい。その前にもう一つありました。今日から成年年齢の引き下げということで、若者の皆様方に注意していただきたいこと。これをまずお伝えさせていただきます。成年年齢の引き下げに伴いまして、若い方々にご注意いただきたいということであります。民法の改正で、これ146年ぶりになるんです。成年ということの、この定義が見直されまして、今日から成年年齢が18歳に引き下げとなります。これまでは、例えば携帯電話を買う際、部屋を借りる際、クレジットカードを作る際、これらのときには、親権者の同意が必要でございましたが、これからは18歳になると、自分の意思だけで契約を結べるようになると。その一方で、心配されますのが、悪質商法などによります消費者トラブルであります。契約に関する知識や経験が乏しいと安易に契約を結んでしまうことがございます。未成年の場合は、親権者の同意なく結んだ契約については原則取り消すことができるんですが、今日から始まります、この今日から成人となる18歳、19歳につきましては、この(未成年者)取消権が使えなくなるわけです。
ここで注意喚起のために作成した動画を、一つご覧いただきたいと思います。これは、若者からシナリオを募集しまして、応募がございましたのが2,791件。その中から選ばれた23歳の方の作品をもとに作成した動画であります。ご覧ください。

(動画放映)

【知事】はい、なかなかリアルな動画だなと思いますけれども。トラブルにあって困ったときには、どうぞ1人で悩まないでください。で、消費生活センターの方にご相談をいただきたい。また、自分からは相談しにくい場合もあるかもしれません。そういうときは周囲の方々が不安な様子に、ちょっと、この人大丈夫かなあというふうに気がつかれたら、声をかけていただきたい。ということで、是非成人年齢が変わるにあたりまして、注意をしていただきたい。また相談をいち早くしていただきたいということであります。生活文化スポーツ局の方が担当しております。今日からスタートした新しい組織でございます。はい。ということでこれが2点目でありました。

東京動画ロゴ(会見で使用した動画は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:177KB)

3 「東京都男女平等参画推進総合計画」の改定について

【知事】次に、東京都男女平等参画推進総合計画の改定についてのお知らせです。この計画ですが、都が女性活躍を更に加速をさせて、男女平等参画社会の実現をリードする。そのために、取り組むべき方向性と具体的な施策を示すものとなっております。社会の仕組み作りを着実に進めると、その仕組みが十分活用されるようにと、人々の行動変容を促す意識改革に重点的に取り組んでまいります。そのため、男女平等参画の推進に向けましたマインドチェンジ、意識の変革です。これなど、三つの柱に沿って、都や都民、事業者の皆様が取り組む、900を超える事業を強力に推進をしていきます。男女平等参画が当たり前になった都市を目指してまいります。新たな取組ですけれど、働き方、暮らし方に根強く残る無意識の思い込みに気付いていただく。そのために、都民の皆様方から具体的なエピソードを募集しましてSNSなどで発信をしてまいります。また、無意識の思い込みというのは、幼少期から形成されやすいということもありますので、教育機関と連携した実態調査を行いまして、大人・子供の両面から固定観念を払拭するように働きかけてまいります。
さらに、都の審議会などに、東京都版の「クオータ制」を導入をいたします。委員構成を男女いずれの性も40%以上といたしまして、男女平等参画基本条例で定めるなど、都が率先しまして、政策方針決定過程に女性の参画を拡充してまいります。この計画に対しての都民の皆様方の理解を深めていただきますように、こちらにイラストなどを用いてわかりやすいPR冊子「男女平等参画を学BOOK」を作成をいたしておりますので、是非とても中身分かりやすくなっておりますので、是非ご覧いただきたいと存じます。
(詳細は、生活文化スポーツ局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:178KB)
(「男女雇用平等参画状況調査」は、こちらをご覧ください。)

4 東京ベイeSGプロジェクトの「先行プロジェクト」の実施及び「eSGパートナー」の募集について

【知事】以上、今日は3点お伝えをいたして、もう1点あった。ごめんなさい、すいません、もう1点ありました。大事な、eSGプロジェクトについてお伝えいたします。東京(ベイ)eSGプロジェクトの「先行プロジェクト」の実施と、eSGパートナーの募集についてのお知らせでございます。これはベイエリアを舞台に、自然と、そして便利が融合した未来都市を創造する「東京ベイeSGプロジェクト」でありますけれども、「先行プロジェクト」を開始するため、今日実施方針を公表いたしました。広大な埋立地を巨大実装エリアとして活用しまして、最先端の再生可能エネルギーや次世代モビリティなど、サステナビリティに資する様々なテクノロジーの実装を進めてまいります。実施方針に基づいて、5月に事業プロモーターを、そして夏ごろに、参画事業者を募集をいたします。昨今の自然災害やエネルギー問題なども踏まえますと、私たちは今大きな転換点に立っているわけであります。そのために大局的な視点から、東京の未来を切り開くというためにも、是非皆様には、これまでにない大胆なアイディア、チャレンジングな提案をいただきたいということです。
合わせまして、eSGプロジェクトで目指す持続可能な都市の実現に向けまして、企業や大学などの多様な主体と連携するプラットフォームといたしまして、「eSGパートナー」の募集を開始をいたします。サステナブルな取組を実践するパートナーの皆様方には、交流の場を提供いたします。それとともに、展示会への共同出展なども行ってまいります。是非多くの皆様方にご参加をいただきまして、ともにサステナブルな東京を実現していきたいと考えております。
失礼しました、今日は4点。1、2、3、4ですね、4点ございましたので、以上、私の方からのまずはお伝えでございました。
(詳細は、政策企画局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:145KB)
(「東京ベイeSG 先行プロジェクト実施方針等」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【知事】毎日新聞さん、どうぞ。

【記者】はい。知事ありがとうございました。毎日新聞です。それでは、幹事社から2点お伺いします。1点目はコロナ対策です。病床使用率はピーク時の半分ほどになって減少が続いていますが、一方で新規感染者数は第5波のピーク時よりも非常に高い水準が続いております。先日、知事は岸田総理に行動制限の適用基準の後、解除の基準を明確にしてほしいと要望されましたが、現段階で制限を検討する必要があるかどうかについて、知事のお考えをお聞かせください。もう1点、2点目です。先ほど、都民ファーストの会の荒木代表と国民民主党の玉木代表が共同で記者会見を開かれ、参議院選での協力を発表されました。都民ファーストの会の特別顧問の立場から国民民主党との連携についての受け止めと、改めて期待についてのお考えをお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

【知事】まず、コロナでございますけれども、今申し上げましたように、また上(バックパネル)に書いてありますように、リバウンド警戒期間であります。皆様方には基本的な対応策。それから、人混みっていいましょうか、人の多い場所や時間を避けていただくということなど、改めてお願いをしたところではございますし、テレワークなどを活用して事業者の皆様方にも取り組んでいきたいと。BA.2の置き換わりが早いということは、それだけ感染力が強いということに他ならないわけでございまして、それだけに色々な警戒については、しっかりと対策をお願いをしたいということであります。ポイントは3時半にいつも重症、病床の使用率をお伝えして、やはりこちらにポイントをおくのが必要だと。医療提供体制がひっ迫することが、これまでも避けなければいけない事項だということを学んでもまいったところであります。で、特に、これについては、速報性があるべきだということで3時半に皆様方、メディアの方々にも提供させていただいておりますので、ここをより報道の方もよろしくお願いを、発信もよろしくお願いを申し上げたい。再度、申し上げたいと思います。それから、やはり武器としてのワクチンの3回目の接種、これが6か月たたないと打てないという状況でございますけれども、接種会場などを十分設けており、かつ、予約なしで受けられる。また、最近は親子で一緒に受けられるというところが大変、予約状況を逆に高いところでございます。是非、検討される方、こちらの方、準備を整えておりますので、感染の連鎖を断ち切る効果も期待もできます。重症化の予防ということでも、是非皆様方とともに進めてまいりたいというのが1点です。
2点目でありますけれども、これ国政政党である、国民民主党そして、国政政党を目指すファーストの会のお互いの相互推薦ということでの発表だったと聞いております。直接、会のやりとりについては、別件で見ておりませんけれども、同じ志や政策を持つ人たちが連携をして、ともに実現を目指していくというのは、まず自然なものではないかということを思うわけであります。私自身、都政に邁進をしているわけでございまして、ファーストの会と、それから国民民主党が参院選に臨まれるというふうに理解をいたしております。はい、以上です。

【記者】はい、ありがとうございました。それでは各社の質問に移ります。質問のある方は挙手ボタンを押して、知事の指名を受けた上で、所属と氏名を名乗ってから質問をお願いします。

【知事】はい、それではフジテレビ小川さんどうぞ。

【記者】(フジテレビ・小川記者)よろしくお願いします。すいません、知事の冒頭発言に少し重複してしまうかもしれないんですが、現在のコロナの感染状況について、第7波の始まりじゃないかと不安視する声も上がっていますが、現状をどのように認識していらっしゃるかっていうのと、あと、まん延防止等重点措置については現在どのようにお考えか、お聞かせください。

【知事】はい、もうこれは繰り返しになりますけれども、BA.2への置き換わりが早いということもございます。基本的に、守りと攻めと、この両方で進めていき、かつ、病床の医療提供体制については、これまでの水準を維持をしているということであります。様々な工夫を重ねながら、どこが足りない部分なのか改善をしていきつつ、対策を、都としての対策を整えているところでございます。改めて、これらのことについての警戒をよろしくお願いをしたいと思います。まん延防止等重点措置の期間も、いろいろ皆様方にご協力をいただいた形で、国が設けた水準ということをクリアをしたからこそ解除ということになったわけですが、しかしその時点でも、やはりリバウンドに対しての警戒は緩めないということは、申し上げたとおりでございます。大事なところでございますので、都民の皆様、そして事業者の皆様、ご協力よろしくお願い申し上げます。

【知事】はい、次、白井さんどうぞ。

【記者】よろしくお願いします。東京MXテレビ白井でございます。先ほどの質問の中にありましたが、小池知事、ポイントは病床使用率というふうにおっしゃられていましたが、具体的に何%台になったら政府にまん延防止を要請するなど、そういった具体的な数値はございますでしょうか。

【知事】最初に解除をする際の水準について、国のほうが定めておられたのを参考にしながら、判断をしたわけでございますので、そのことを昨日(正しくは、一昨日)、岸田総理の方にも要望に行ったということでございます。今、病床の数値でございますけれども、なんとか抑えられてはいますけれども、だいたいこの重症化、高齢者への感染等々、こういったことは遅行指数として出てくる傾向がございますので、それだけに医療の提供体制は維持をしていくということで、医療機関の皆様方にもご協力いただいているところであります。

【記者】はい。ありがとうございます。

【知事】寺川さんどうぞ。

【記者】TBSの寺川です。よろしくお願いします。あの、「もっとTokyo」、都民割やGoToトラベルについて伺いたいです。観光庁が今日からGoToトラベル再開に向けて、県民割・ブロック割に拡大するっていう動きがあります。東京都には都民割というものがあって、今、都民割があるんですが、このブロック割には東京都としては参加しないということでいいでしょうか。それとその理由について知りたいです。それと都民割を再開するというふうになった場合には、どういうタイミングで、どういう状況になったら再開するということになるでしょうか。その3点お願いします。

【知事】制度として、「もっとTokyo」というのを定めさせていただきました。ただこれを今、中断をしているところであります。再開の予定ということ、どういう基準かという質問だったかと思いますけれども、国のGoToトラベルと合わせて進めるという方向を以前から打ち出しておりますので、感染症のリバウンドに警戒し、またその状況を見極めながら、先ほどのブロック割もそうであります。ブロック割っていうの。ブロック割。

【記者】はい。

【知事】これも含めてでありますが、専門家の意見を聞きながら慎重に判断していきたいと考えております。これまでも、ずっとこのコロナを2年以上経験してきている中で、どう、何ていうんですかね、流れを読んでいくかっていうのは極めて重要なことだと思います。まずGoToトラベルをどのようにされるのかも参考にしながら、それに合わせてという方針でございます。

【記者】ありがとうございます。あの、今の段階で、今日の段階で、15の道県が地域ブロックの拡大をしてるんですが、今の時点では東京都としては参加しないということでいいでしょうか。

【知事】今、GoToトラベルの再開にはなっていないということ、それに加えて、専門家の意見も参考にしていきたいと考えています。

【記者】ありがとうございます。

【知事】加藤さん、どうぞ。

【記者】東京新聞、加藤です。リバウンド警戒期間中ということで、会食のあり方についてお伺いします。岸田総理が連日5人以上で会食しているということが明らかになりました。知事が4人以下の会食を呼び掛ける中でということですが、知事はどう受け止められたでしょうか。また知事ご自身は、警戒期間中の会食というのはどうされているのでしょうか。

【知事】4人以下というか少人数、そして、失礼しました。少人数で短い時間でということでお願いもしております。そして、認証店をご活用いただきたいということを申し上げております。それを守りながら、お食事を楽しんでいただくということに尽きるかと思います。

【記者】知事ご自身がそのようにされているということでしょうか。

【知事】そのようにしております。

【知事】朝日新聞の田渕さん、最後にお願いします。

【記者】朝日新聞の田渕と申します。保育園の散歩中の園児を公園などに置いたまま気づかずに戻ってきてしまう、置き去りの事案について伺います。報道のとおり、区市町村から東京都に報告されただけで、2017年から2020年度に計94件ありました。足立区が報告を怠っていたということも分かりましたけれども、取材をしていると、足立区に限らず実際に起きている数はずっと94件より多いように実感しています。一歩間違えば、命に関わる事故につながりかねない事案ですので、今後どのように都として正確に実態把握をしていこうと考えられていますでしょうか。よろしくお願いします。

【知事】今、お尋ねの件ですけれども、保育中に置き去りが発生しているという点、これは重大な、重篤な事故に直結しかねないと思います。都は独自に区市町村に対して、認可保育所、それから認証保育所における置き去りについて、発生時の状況であるとか、対応、そして再発防止に向けました要因の分析・改善策を報告するように求めているところでございます。置き去りを含めた事故防止についての指導をしっかりしていきたいと考えています。以上です。

【記者】ありがとうございます。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画課)

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