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令和4年(2022年)5月20日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和4年5月20日)

知事記者会見
2022年5月20日(金曜)
14時00分~14時34分

 

【字幕版】はYouTube東京都チャンネル(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。

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知事冒頭発言

1 Tokyo Cool Home エアコン編について

【知事】それではまず、今日の冒頭で3件お伝えをいたします。コロナ関係、関連ですけれども、今の状況を踏まえまして、今日この後、対策本部会議を開催をいたしますので、その後に改めてお示しをすることといたします。
今日の1点目ですが、家庭での節電についての取組についてのお知らせです。以前からお伝えしていますように、今年の夏は、電力危機が極めて厳しくなるということから、以前からHTT、この3点、電力を減らす、そして創る、蓄める。この3つの観点から取り組むということがポイントだとお伝えをしてまいりました。都民の皆さんのお一人お一人が、日頃から節電、省エネを心掛けていただく。いつもそうやっていただいていますけど、この夏は特に厳しいということであります。そして、それに続く冬についても同等であります。同等というか、それより更に厳しくなるというふうに聞いております。家庭での消費電力のだいたい半分は、エアコンと冷蔵庫と照明、この3点セットですね。エアコン、冷蔵庫、照明。この3つが占めておりまして、夏の省エネについては、特にエアコンと冷蔵庫。この2つがポイントになると思います。そこで先週ですが、省エネになる、冷蔵庫の使い方をご紹介いたしましたが、今日は第2弾であります。都民の皆さんに、家庭ですぐ、今すぐできるエアコンの節電方法、そしてその効果についてお伝えをしてまいります。例えば冷房の温度、室温ですけれども28度を目安にする。その際には、エアコンの設定で調節するというよりも、身近に温度計を置いていただいて、その温度で調整していただくということもポイントになります。こういうことで、年間約1,000円、電気代が節約できることになります。また、エアコンのフィルターですが、月2回ほど、こまめに掃除をする。そのことによって更に効率を良くできますので、電気代を更に減らすことができると。改めて、それぞれご家庭のエアコンの使い方をご確認いただきたいと思います。
また、都におきまして、より省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、給湯器への買換えを促すことで、そのための東京ゼロエミポイント事業、これはもう既に実施をしているところであります。家庭用のエアコンを、省エネ型に買い換えた場合、10年前後その後活用されるということになりますと、電気代は高性能にするだけで約4万7,000円、10年間で節約になると。加えて、最大1万9,000円相当の商品券ももらえるわけでございますから、それによって買換えをするということは、すなわち皆さんにとってもお得になるということになります。申請については、Webとか郵送で簡単にできますが、その際は買換えをした時の家電リサイクル券や購入した製品の保証書などが必要になりますので、どうぞそれを捨てないで、持っていてください。そして、是非これをきっかけにして家庭での節電に取り組んでいただければと思います。本当にこの夏、厳しいです。この点、皆さん、協力して進めていきたいと思います。
(詳細は、環境局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:624KB)

2 男女平等参画の推進(アンコンシャス・バイアス)について

【知事】今日の2番目のポイントです。アンコンシャス・バイアスという言葉があります。「無意識の思い込み」というふうに訳されていますが、これに関してのエピソード。私はこんな経験があるのよ、といったようなエピソードを募集をしたいと思います。例えば、家事や育児は女性が得意ですよね、また、女性は文系で男性は理系ですよね、などと、もう普通に言われたり、またつい言ってしまうというような経験がおありではないでしょうか。日常生活の中で、例えば女性だからとか、男性だからとか、ついつい知らず知らずのうちにこの刷り込まれてしまっている思い込み、決め付け。アンコンシャス・バイアスと言いますけれども、これに気づいて、性別に関わらず自分らしい選択をしてもらいたいという、そのことを考えていきたいと思います。で、無意識の思い込みについて、エピソードの募集を開始をいたします。寄せられた内容をもとにしまして、動画を作成する予定としておりまして、これがコマーシャルになったり、またSNSなどを通じて、多くの方にご覧いただく。そして一緒に考える、一緒に行動すると。この行動を変えていくためのきっかけとすることができればと思います。受付の期間ですが、今日から7月18日の月曜日まで。募集の部門は、家事や子育てに関すること、そして職場や学校での出来事など3部門といたします。是非、職場の同僚の皆さんやご家族とともに、改めてこの無意識の思い込み、これについてちょっと意識していただいて、それを話題にしていただいて、あんなことを言われたよ、いや、こんなことも言っちゃってねとかっていった、それら気づいたことをエピソードとして送っていただきたいということであります。専用フォームもありますので、生活文化スポーツ局のホームページの方、これをチェックしていただければと思います。
(詳細は、生活文化スポーツ局にお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:203KB)
(「性別による「無意識の思い込み」エピソード」は、こちらをご覧ください。)

3 誰もが文化でつながる国際会議について

【知事】そして今日の3点目です。「だれもが文化でつながる国際会議」、これについてのお知らせになります。東京2020パラリンピック大会、このレガシーを継続する、また発展させるもので、芸術文化の力で、共生社会の実現を目指す取組でありまして、あらゆる人々を文化の力でつなぐ、総合的な国際会議。この会議を6月28日の火曜日から、上野エリアを中心にいたしまして開催をするものです。国内外のアーティストや、研究者、社会福祉施設や、教育機関の方など、文化によるダイバーシティの分野で活躍しておられます皆さんと先進的な取組を共有して、東京から世界へと発信をしてまいります。今回は特に、アジアの各都市から、芸術文化を活用した高齢者の社会参画であるとか、地域の活性化などに取り組んでおられるリーダーの方々に参加していただきます。基調講演には、ロンドンオリンピック・パラリンピックで文化プログラムの責任者を務められました、ロンドン市副市長のジャスティーン・サイモンズさん、お写真が出ておりますけども(スライド)、このサイモンズさんなどをお迎えをすることといたしております。他にも、音を振動に変換して体感できるデバイスなどの体験や、障害の有無に関わらず楽しめる楽器を制作するワークショップ。また、NPOやクリエイターなどの交流を行って、新たな活動が生まれることを期待をいたしております。こうした多様な、様々なプログラムで構成する総合的な国際会議、こういった会議はアジアで初めてとなります。皆さんも、会場やオンラインでプログラムを見ることができますので、是非ご参加いただきたいと思います。生活文化スポーツ局が詳細を示しておりますので、ご覧になってください。
はい、私の方から以上3点。コロナについては、また後ほど会議、手続きなどを経まして、そこでぶら下がり(取材)でお答えしたいと存じます。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:316KB)
(「だれもが文化でつながる国際会議」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【知事】それでは日刊工業新聞、神崎さんどうぞ。

【記者】日刊工業新聞の神崎です。幹事社から2点伺います。コロナについては後ほど対策本部でということではありますけれども、まず現在の感染状況及び経済活動の本格再開を見据えると、今後の対応については、どのような点を判断材料として重視されるのか、お考えをお聞かせください。あと、2点目ですが、電力について、夏の電力需給のひっ迫を回避するために、国はこれまで、前日の18時に発令していたひっ迫警報を2時間早めるとともに前々日には準備情報、前日には需給ひっ迫注意報を発令する方針を固めました。東京電力に対する株主提案を通じて、迅速な情報提供を求めていた都としては、これをどう評価されますか。以上2点お願いいたします。

【知事】コロナについては、先ほどお伝えいたしましたように、この後、対策会議等を開きまして、そして都議会との連携などもございます。そこで様々ご質問にお答えすることになると思いますけど。昨日、モニタリングの分析で、感染状況を引き続き、橙色、オレンジ色。そして医療提供体制の方は一段下がって黄色、というふうになっております。これら様々な指標や状況を踏まえまして、今後の取扱いについて、対策本部会議の開催でお示しをしていきたいと考えております。これまでの色々な流れ、動き等々を勘案した形で進めてまいることになるかと思います。改めて、お伝え、お示しをすることになります。
電力でありますが、先ほどから申し上げておりますように、元々厳しいところに、火力発電所の倒壊(正しくは、損傷)があって、そして今、ロシア・ウクライナ危機ということで、さらにそれに円安傾向が重なってる。いくつもの課題がある中で、では東京都として何をすべきかということで、まずは(電力)需給ひっ迫警報の話、今、ご質問の中にありましたけれども、そこに、できるだけまずは至らないように、都民の皆様や企業の皆さんと一体となって、HTT、減らす、創る、蓄めるというその基本的なことを、取組を進めていく、強力に推進していくということが必要であるかと思います。また、ひっ迫について、その状況が早めに分かれば、それは対応を、ご家庭でも、また事業者でも取りやすくなるかと思いますので、できるだけ早く、それを通知、公表していただくことは、こちらとしても要望しているところであります。いずれにしましても、非常に厳しいということを、都民の皆さんとも共有しながら、また今、産業も基本的に再生エネルギーであるとか、それからまた省エネなどの技術的な革新なども進んでおります。そのあたりをできるだけ、その使い方などの情報などもお伝えしてまいりますのでご協力をいただきたいと、このように考えております。

【記者】ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。質問のある方は挙手ボタン押して、知事の指名を受けてから発言してください。

【知事】はい、それでは朝日新聞小林さんどうぞ。

【記者】朝日新聞の小林と申します。知事に感染者数についてお伺いしたいんですが、最近ですと3,000人から4,000人で推移していますけれども、それ以上は大きく減っていない状況ですし、一方で医療提供体制っていうのは、病床使用率は重視していると思いますけれども、使用率は一定程度抑えられていて、警戒レベル1段階引き下げています。こうした状況をどういうふうに受け止めて、経済活動とのバランスをどう考えてらっしゃるかお聞かせてください。

【知事】先ほど申し上げましたように、モニタリングの分析が行われている中で、今日、警戒期間というのが、この土曜日(正しくは、22日(日曜日))で終わりますので、22日が終わるといいますか、定めた期間を経てまいりますので、この後の対策本部会議で、次の対応について、その取扱いを決めていきたいと。それについて、後ほどお伝えさせていただきたいと思います。ゴールデンウィークが挟まっていまして、それによって、どのようにリバウンドするのかということなども注視をしてきたところでございます。一方で、20代30代を中心として、今も感染数については、大体横ばいのような状況ではありますけれども、それらの対応について、医療提供体制なども改めて確認をしているところでございます。それらを確認の上、どのように経済活動を進めていくかなども、この後お伝えをしていきたいと考えております。

【記者】ありがとうございます。

【知事】TBSの武智さんどうぞ。

【記者】TBS武智です。よろしくお願いします。ワクチンの4回目の接種が始まりますけれども、呼び掛けがありましたらお伺いしたいです。あわせまして、この4回目接種があること自体、街の声を聞きますと知らない方がいらっしゃったり、対象が限定されていること、あまり伝わっていない様子があります。また自治体によって住民全員に接種券を送るところもあれば、個別で申請をするというところもあります。必要な人にもれなく打ってもらうためには情報伝達の工夫など必要かと思いますけれども、知事の考えをお聞かせください。

【知事】はい。ワクチン接種については、3回目のワクチン接種を特に若い方々にお勧めをしているところであります。特に、感染陽性になる方は、やはりこの世代的に見ましても、20代、30代といったところが大変大きな数字、率を占めておりますので、4回目もさることながら、この3回目の接種をお勧めをしている。またワクチンバスなどを派遣をいたしまして、若い世代の方々のおられる地域、大学など、また事業者なども含めて接種を進めているところであります。4回目については、今度は厚労省の方で、高齢者や既往症のある方をなどという絞り方にしておられるわけでございますけれども、4回目についてはこれから様々整備をしていく必要があろうかと思っています。いずれにしましても、ワクチン接種ということが、常に申し上げているような、守りと攻めで言うならば、攻めの部分でありますので、これらについて引き続き情報発信をしていきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。

【記者】ありがとうございます。

【知事】東京新聞、加藤さんどうぞ。

【記者】東京新聞、加藤です。よろしくお願いいたします。海外出張について2点伺います。今回のUAEの訪問、先方の急な都合で、当初の予定から変更にはなりましたけれども、今回のどのような成果があったというふうに捉えていらっしゃいますでしょうか。また今後の海外出張の見通しについて、お考えがあればお聞かせください。

【知事】今回、クウェートそしてUAE、それぞれ訪問する予定でございました。そこにちょうど出発前に、ハリファ大統領のご逝去のお知らせが届きまして、一旦、困難な点があろうかと考えたところでございますけれども、様々受入れについても可能だという確認が取れましたので、UAE、今回はUAEのみでございましたけれども、訪問をいたしました。まず何よりも、各国から弔問に来られていて、そういう中でこれまで大変、私自身ゆかりのあるUAEアブダビでございます。そういったところでまず、前大統領のご逝去を悼み、またその弔問ができたということが1点。弔問というのは大変大事なところでございますので、伺わせていただき、そしてまた兼ねてからアブダビの、今度大統領になられたムハンマド、当時の皇太子が大変熱心に日本との教育の交流ということをおっしゃっておられた。また力を入れてこられた。そういう意味で、今回、ムハンマド新大統領とは、ずいぶん長い時間、お話をその点でさせていただいて、翌日は実際に教育機関に、早速連絡がいっていたということもあり、非常に密度の高い訪問ができました。東京都の担当者も一緒に行っておりまして、その後も、どのようにして交流を進めていくかという、そういう道筋も見出せたかと思います。一言申し上げると、よく日本は資源はないが、最大の資源は人だと。そのための教育が必要だと言っております。一方で、資源は豊富にあるアブダビは、その資源がなくなった時のことを考えると、やはり人の教育こそ最大の宝、そして投資になるということを考えておられる。資源があってもなくても、それぞれ教育というのは重要だという点で一致をし、かつ日本の、何ていうんでしょうかね、礼儀正しさであるとか、そういったことに対して敬意を表しておられる。そういう点での非常に大きな接点になろうかと思います。今日本は、先ほど申し上げました資源にいついて、この夏も、そして冬も、なかなか厳しいという話でございます。そういった中でありますけれども、このようなその教育を通じての連携、そして交流というものは、これは代え難いものだというふうに思っております。改めて都として、この教育の面でできることをしっかりと進めていきたいとこのように考えております。
また久々の海外になりましたけれども、もう世界はコロナの中でも色々な動きがあることが、私自身、肌で感じたところです。2つ興味っていいましょうか、デジタル(化)が極めて早く進んでいるアブダビで、2つのMがないということに気がつきました。1つのMはですね。名刺交換がもはやあまりされない。お互いのスマホでQRコードを交換する。これでもう名刺代わり、名刺交換は済んでしまう。それから食事やコーヒーショップなど、こちらではメニューがありません。これもQRコードで読み取って、そして写真付きでお値段いくらというのが出てくるということで、名刺とメニューがないと、もう既にデジタル化はそこまでアブダビではいっていると。その他の国々でも、そういう様々な動きがあるということを直接、私自身、今回の出張で感じましたので、早速、宮坂副知事にそういったことについて都として何ができるだろうか、どこを進めなければならないかなど、お互い指示申したところでございます。今後の海外出張については、日本におけます様々な日程や先方の都合等々と調整しながら、また海外の事例など、私自身、また都の職員もできるだけ世界を見ていく。これ、ずっとそういう方針でありましたが、コロナでなかなかできなかったということもございますが、職員もできるだけ世界を見ていくように進めていきたいと考えています。

【記者】ありがとうございました。

【知事】フジテレビ小川さんどうぞ。

【記者】(フジテレビ・小川記者)よろしくお願いします。UAE出張の件なんですが、実際に知事が現場で高校生ですとか、大学生ですとか、多くのUAEの学生と交流をしていらっしゃいました。その際にその学生さんたちについて感じた印象と、あと今後中東との交流を進めていく上で、日本の高校生にはどういうところを特に見てもらって、どういうところを学んでもらいたいと思いますか。

【知事】例えば交流というのは、まさに行く、そして迎える、この両方ができればと思います。その方法につきましては、お互いにこれから詰めていくことになろうかと思います。実際に久々にアブダビの学校に足を運びました。以前もまいりまして、もうYouTubeなどを使って非常に日本語も上手でアニメなどに対しての関心も極めて高い。また、柔道の、そこから派生してブラジルが原流になっている柔術が、学校の義務科目になっているぐらい、非常に礼に始まり、礼に終わるということを学ばせるというような教育方針になっております。今回も学生さんにお会いしたときも、とても礼儀正しくそして、ちょっとシャイなところもあったりして、そういった学生が本当に日本大好きで、日本語や文化を学びたいという意欲、改めて強く受け止めたところです。是非、中東というと何かどこか怖いっていうイメージがあるかもしれませんけれど、現実にはそうというわけではございません。是非、世界には色々な国がある、色々な文化があるっていうことを知ってもらう。対象、選択をもっと増やしていくことができればと。それが例えば都立学校の子供たち、学生たちの交流先として選択が広がるということを、これからも、詰めていきたいというふうに思っております。

【記者】あとすいません、もう一点全く別件なんですが、山口県阿武町で4,630万円の給付金の誤送金が行われました。起きてしまいました。この件一連について知事はどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

【知事】あまりよくフォローしておりませんが、手続き等々これらも、行政として間違いなくやっていくっていうのは当然の話だと思っております。

【記者】ありがとうございました。

【知事】稲田さんどうぞ。

【記者】(NHK・稲田記者)知事、稲田です。よろしくします。重ねてですけれども、UAEの関係でお伺いいたします。まさに今しがたおっしゃられた、行くと、受け入れると双方の交流をしたいというふうに、知事おっしゃっていますけれども。これは来年度から行いたいというお考えなのでしょうか。また、UAE、ガルフの中でもそれなりに他の国からいろんな存在感のある国でありますけれども、対象はそのUAEに限ってるのか、それともそれを基軸にして今後さらに中東の幅広い国々とも交流を行っていきたいとお考えなのか、その2点をお願いいたします。

【知事】交流については都立高校、既にそのシステムがございます。そして、例えばオーストラリアなどとの連携などを進めてきているわけですが、この間やはりコロナで、なかなか交流が現実に進めることができなかったという話です。よって、対象国を増やしていくというそのベースが、今回、現地視察も含めて行うことができたと。また国の数などについては、これから詰めていきたいと思っております。やはり、今この世界が、非常に、なんていうんでしょうか自由に行き来が、コロナを除きますと、できる時代になってきている。そして、世界とはネットでつながる時代になってきている。バーチャルとリアルと両方ありますけれども、やはりリアルで感じられるところを、できるだけ学生時代に知るということは、より多くを理解をし、また、受け入れる素地があると一般的に感じておりますので、それらのことを、これから都の学生たちに、進めていければというふうに考えております。また、彼らを受け入れるということも非常に教育交流という長い効果がありますので、国対国、都市対都市、また、個人対個人ということで、色々な層で、レイヤー、この進めていくことが大切だと思っています。

【記者】これ来年度から始めたいという理解でよろしいでしょうか。

【知事】これからの打ち合わせ次第ということになろうかと思います。学期とか、学期というのは新年度が日本の場合、この4月から始まるっていうのがある意味、世界の中のユニークな地域になっています。それらのそういう点なども考慮しなければならないと思います。

【記者】ありがとうございます。

【知事】最後、喜田さん。すいません。聞こえませんが、すいません。聞こえません。それでは今日のこの(会見を)終わりにしたいと思います。お疲れ様でした。

 

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画課)

 

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