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2016年5月17日
福祉保健局
都内日本語教育機関の学生が結核を発病し、その同居者と通学先の学生等が結核に集団感染する事例が発生しました。
近年、結核の集団感染報告数が増加傾向にあります。結核は過去の病気ではありません。平成26年には都内でも2,533人の方が、新たに結核患者となっています。
都民の皆さまにおいては、咳や痰などの症状が2週間以上続く場合など、結核が疑われる症状があれば、直ちに医療機関を受診するようお願いいたします。
管轄保健所 | 健診実施者数 | 結果 | |||
---|---|---|---|---|---|
発病者 | 感染者 | 計 | |||
初発患者 | 新宿区保健所 | ― | 1 | 0 | 1 |
同居者 | 新宿区保健所 | 6 | 3 | 2 | 5 |
学校関係者 | 新宿区保健所、池袋保健所、多摩立川保健所 | 122 | 5 | 29 | 34 |
アルバイト先 | 埼玉県川口保健所 | 18 | 1 | 3 | 4 |
計 | 146 | 10 | 34 | 44 |
※発病者9人は現在通院治療中であり、周囲に感染するおそれはない。
※感染者34人のうち28人は発病予防のため服薬治療中、6人は経過観察中。
※遺伝子検査の結果、初発患者と発病者1人の型が一致した。
※参考 「結核について」(PDF形式:66KB)
※結核予防啓発資料「長引くせきは赤信号」(PDF形式:2.32MB)、「その咳、本当に風邪ですか?」(PDF形式:1.69MB)
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部感染症対策課 電話 03-5320-4483 |
〔参考〕
結核患者数は減少傾向にあるものの、外国出生患者数が占める割合は全国に比べ、高い。
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