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2016年10月24日
産業労働局
都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
9月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月▲33と前月(▲33)から変化がなく、横ばいで様子を伺う状況となった。今後3か月間(10~12月)の業況見通しDI(当月(9月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月▲18(前月▲18)と横ばいで推移し、上昇傾向が小休止となった。
業種別の業況DIをみると、製造業(▲29→▲25)は4ポイント増加、3か月連続でやや改善した一方、小売業(▲48→▲51)は3ポイント減少、前月のほぼ横ばいからわずかに悪化した。このほか、卸売業(▲38→▲38)は横ばいで▲30台を維持したほか、サービス業(▲22→▲23)はほぼ横ばいとなり、6月以降ほとんど動きがみられず、足踏み状態が続いている。
前年同月比売上高DI(▲42→▲38)は4ポイントとやや増加、3か月ぶりに上向いた。業種別にみると、製造業(▲39→▲32)は7ポイント増加したほか、卸売業(▲41→▲35)も6ポイント増加した。このほか、サービス業(▲34→▲33)、小売業(▲55→▲56)はともにほぼ横ばいとなった。
業種別の業況見通しDIをみると、製造業(▲16→▲13)は3ポイントとわずかに増加、2か月連続して改善したほか、卸売業(▲18→▲18)は横ばいで推移した。一方、サービス業(▲14→▲18)は4ポイント減少と6月の水準に戻したほか、小売業(▲24→▲27)は3ポイント減少、改善への期待感が一服した。
業況DI・業況見通しDI(全体) |
(季節調整済DI) |
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※「第3四半期」の「第3」の正しい表記はローマ数字です。
毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。
郵送による配布、郵送による回収(毎月)
産業労働局商工部調整課
平成28年10月1日~平成28年10月11日
対象企業 3,875企業
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業
回答企業数(回答率) 1,361企業(35.1%)
(業種別)
製造業 387企業(34.4%)
卸売業 348企業(39.8%)
小売業 277企業(31.7%)
サービス業 349企業(34.9%)
(規模別)
小規模 561企業(36.0%)
中小規模 283企業(39.3%)
中規模 313企業(40.4%)
大規模 198企業(38.4%)
規模不明 6企業(2.0%)
問い合わせ先 産業労働局商工部調整課 |
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