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2016年11月21日
福祉保健局
歳末期には、クリスマス、年末年始、贈答用の様々な食品が大量に流通します。また、ノロウイルス食中毒が多発する時期です。歳末期を迎えるにあたり、都民の食の安全を確保するため、都内で保健所を設置している都及び特別区・八王子市・町田市が協力して、食品衛生歳末一斉監視を実施します。
期間中、集団給食施設や飲食店、製造業、販売業等の施設を対象に、立入検査や表示検査、食品の抜き取り検査などの監視指導を都内全域で行います。
平成28年12月1日(木曜日)から同月30日(金曜日)まで
ア 東京都:保健所、健康安全研究センター、市場衛生検査所、芝浦食肉衛生検査所
イ 各特別区・八王子市・町田市:保健所、検査機関
今年の8月、都内及び千葉県の高齢者福祉施設で、腸管出血性大腸菌O157による食中毒によって複数名が死亡する事件が発生しました。加えて、冬期はノロウイルスの流行シーズンであることも踏まえ、高齢者福祉施設をはじめとした集団給食施設に対し、食中毒対策の徹底を指導します。
都内のイベントで大規模な食中毒が発生するなど、今年はカンピロバクターによる食中毒患者が増加しています。このため、カンピロバクター食中毒の原因となることが多い食肉について、重点的な監視指導を行います。特に、事故が多い鶏肉の生食での提供や、法律で禁止されている牛レバー刺し及び豚肉の生食での提供中止について、指導を徹底します。
短期間に大量に製造されるクリスマスケーキ、正月用そうざい等の年末年始用食品を中心に、法違反等の不良食品を排除するため、流通食品の検査を実施します。
都民の適切な商品選択に資するため、食品表示法に基づき、製造業、販売業、流通業等を対象として、期限表示や添加物、アレルゲン等の表示事項について監視指導を行います。
上記の一斉監視事業の実施結果については、12月下旬に速報としてお知らせする予定です。
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部食品監視課 |
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