ここから本文です。
2016年11月24日
福祉保健局
感染性胃腸炎の都内の患者報告数が、流行警報基準※を超えました。
例年、11月から2月にかけての時期は感染性胃腸炎の発生が最も多くなる時期であり、今後の流行拡大に注意が必要です。
一人ひとりが手洗い等を徹底し、感染予防に努めましょう。高齢者や乳幼児の施設においては十分な感染防止対策をとりましょう。
※流行警報基準:感染症発生動向調査における定点医療機関から保健所への報告において、定点当たり患者報告数が20人/週を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして、警報を発しています。
都内264か所の小児科定点医療機関からの第46週(11月14日~11月20日)の患者報告数は20.2定点(週)です。患者報告数が20.0人/定点を超えた保健所は、都内31か所中12か所で、管内人口の合計は、東京都全体の38.0%になります。
今シーズン(本年9月5日以降)の都内の社会福祉施設等における集団発生事例は、11月20日までに179件把握されています。
※※集団発生:都内の保健所に報告があった事例のうち、同一施設で10人以上の患者が発生し、かつ病原体の検出が確認されている事例の集計。食中毒事例を除く。
※別添 感染性胃腸炎について(PDF:229KB)
※別紙 感染性胃腸炎に関する東京都の主な対策・情報提供
問い合わせ先 (感染症に関する東京都の対応等、全般に関すること) (感染症患者の報告数(感染症発生動向に関すること)) |
〔参考〕
※都内の保健所に報告があった感染性胃腸炎事例のうち、同一施設で10人以上の患者が発生し、かつ病原体の検出が確認された事例の件数。食中毒と判断された事例を除く。
※発生状況(定点当たり患者報告数)の塗り分けは、各保健所の管轄範囲が単位(例えば、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市は全て、管轄する多摩小平保健所における発生状況に対応した色で塗り分けられている)です。
※警報基準は保健所単位で20.0人/定点を超えた場合です。警報の終息基準は12.0人/定点未満です。終息基準を満たすまで、警報は継続します。現在、警報レベルにある保健所は、「中央区、台東、江東区、品川区、目黒区、大田区、中野区、荒川区、足立、葛飾区、江戸川、八王子市」です。
※都全体の警報は、警報レベルにある保健所の管轄する人口の合計が、都全体の人口の30%を超えた場合です。
※最新の情報については、東京都感染症情報センターのウェブサイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.