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2017年01月30日
生活文化局
海外からのビジター数が年々増え続け、2020年のオリンピックを控える中、日本人の平均的な英語対応能力は、なかなかアップしません。ただ、英語が出来るのに(そして海外の方のお役にたちたいと思っているのに)街中で見知らぬ人に声をかけることも勇気がいります。
そこで提案です。英語が話せることを示すバッジやチャームなどを身に着ける制度をつくるのはいかがでしょうか。ボランティア的な発想ですが、街中で日本語がわからず道に迷っている外国の方がたが、そのバッジ(チャーム)を目印に、英語で質問ができるというものです(妊婦さんの持つ「お腹に赤ちゃんがいます」チャームにヒントを得ました)。
自主的な判断で身に着けるので、英会話力のレベルは統一するのは難しいと思いますが、あくまでもボランティアとしての案になります。外国からのビジターに親切な街TOKYOのPRにもなると思いますので是非、ご検討ください。
このたびは、貴重な御意見を頂き、ありがとうございます。
生活文化局では、外国人観光客等が安心して東京に滞在できる環境を整えるため、街なかで困っている外国人を見かけた際などに簡単な外国語で積極的に声をかけ、道案内等の手助けをする「外国人おもてなし語学ボランティア」の育成に取り組んでいるところです。
英会話だけでなく、外国人とのコミュニケーション方法やおもてなしの心について学ぶ育成講座を修了された方を、「外国人おもてなし語学ボランティア」として登録し、平成28年11月末現在、約8,000名の方に御登録いただいております。
育成講座修了時には、困っている外国人観光客等に勇気をもって声をかける一助となるよう、修了者全員に「MAY I HELP YOU?」と書かれたバッジをお配りしております。
なお、東京全体での「おもてなし」実現に向けて、平成28年12月に、2019(平成31)年度までの目標育成人数を35,000人から50,000人に拡充し、本事業をさらに推進して参ります。
(生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局)
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