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2017年02月27日
生活文化局
私は、留学のためロサンゼルスに在住していますが、「保育士月給補助」のニュースを拝見し、感激してメール致しました。私自身のキャリアを続けて来られたのは、東京都のすばらしい保育園、保育士さんに子供を育児していただけたおかげです。
都にいるときは、保育士さんの苛酷な仕事と収入が見合わないためか、5年程勤めてベテランになりかけた時に、辞めていかれる方が続々といらして、とても残念に思っていました。日本の宝である子供を、社会で育てて下さる取り組みに感謝しつつ、自身も帰国後、東京都のためになるよう働く所存です。
このたびは、メールをお寄せいただき誠にありがとうございます。
東京都では、保育士等が専門性を高め、やりがいを持って働くことができるよう、保育士等のキャリアアップに向けた取組に要する費用の一部を支援する「保育士等キャリアアップ補助」を平成27年度から実施しております。
平成29年度からは、更に保育士等の処遇改善を図り、保育人材の確保・定着を図るために補助額を拡充する予定です。
保育人材の確保・定着を図るために、引き続き、国への提案や制度の充実に努めて参ります。
(福祉保健局)
都内の保育園に勤めている者です。ネットで保育士の給料を4万円上げるというニュースを見て気になったのですが、保育士以外の職業の方はどうなのるでしょうか?
保育園には、保育士以外にも看護師・栄養士・調理師・事務などの職員がいます。自分は正規職員ですが、保育士ではありません。なので、保育園関係のニュースを見るたびに、保育士以外の職種に関しては、きちんと認識されているのか、いつも疑問に思ってしまいます。
待遇面で保育業界から離れてしまうのは、保育士だけではありません。他の職種に関しても中々、人が見つからない、長く勤めていられないなどの現状があります。
このたびは、御意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。
東京都では、保育従事職員が専門性を高め、やりがいを持って働くことができるよう、そうした方々のキャリアアップに向けた取組に要する費用の一部を支援する「保育士等キャリアアップ補助」を平成27年度から実施しております。
都としても保育業務には、保育士以外の職種の方々も必要であることは十分に認識しており、「保育士等キャリアアップ補助」は、保育士に限定せず、補助対象施設に勤務する看護師・栄養士・調理士・保育補助者・事務職員(非常勤を含み、経営に携わる法人等の役員である職員を除く。)も対象としております。
保育人材の確保・定着を図るために、引き続き、国への提案や制度の充実に努めて参ります。
(福祉保健局)
毎日の食事もまともに食べられない子供や、服などの生活必需品を買えない子供がたくさんいるということを知りました。その子達は、生活が豊かな子に比べて、将来の希望を持てない割合が高いそうです。
そんな子供たちのために、無償で、食事も提供する共同住宅をつくることを提案します。家賃や食材費がかからないことは、生活を支えることにつながります。また、食事の提供は栄養不足の予防にもつながります。
そして、同じような境遇の子供たちと生活することで、子供たちは自分達の境遇に引け目を感じにくくなったり、一緒に遊ぶ友達が増えたりするので、精神的にも安定するし、様々な経験も出来るようになり、将来に希望が持てるようになったり、自分のやりたいこと、興味のあることを発見し、将来、どんな職業に就きたいか考えるきっかけにもなると思います。
このたびは、御意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。
東京都では、子供たちが生まれ育った環境に左右されず、健やかに成長できる社会の形成を目指しております。
現在、東京都独自の施策として、身近な区市町村において、子供が気軽に立ち寄れる「居場所」をつくり、学習支援や食事提供、親の相談対応など総合的に支援できるよう、「子供の居場所創設事業」に取り組んでおります。
今後とも、児童の福祉の向上のために努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(福祉保健局)
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