2017年03月27日
福祉保健局
平成28年HIV感染者・AIDS患者動向及びHIV検査・相談実績
平成28年、新たに都に報告されたHIV感染者・AIDS患者動向と都内保健所等でのHIV検査実績がまとまりましたので、お知らせいたします。
- HIV感染者・AIDS患者を合わせた数は464件で、HIV感染者は前年から3件、AIDS患者は前年から26件増加した。
【報告数の概要】
- 国籍、性別でみると日本国籍男性は83.2%を占め、外国籍男性は68件で前年から11件増加し、過去最高となった(別紙1、図-2)。
- 推定感染経路別でみると性的接触によるものは89.2%を占め、中でも男性の同性間性的接触によるものが76.5%と多い(別紙1、図-3)。
- 年齢別でみるとHIV感染者報告数は20~30歳代に多く、AIDS患者報告数は30~40歳代に多い(別紙1、図-4)。
- HIV検査件数は24,508件で前年に比べ約6%減少した(別紙1、図-5、6)。
- HIV感染症と同様に性感染症である梅毒は、平成28年の患者報告数が1,673件で、感染症法に基づく調査が始まって以来、最高となった(別紙1、図-7)。
都民の皆様へ
- 予防には、コンドームを正しく使うことが有効です。
- 早期に感染を知り、適切な時期に治療を始めることで、AIDSの発症を抑えて今までとほぼ同じ生活を送ることができます。
- HIVに感染しても自覚症状がほとんどなく感染に気づきにくいため、検査で早く感染を知ることが重要です。検査は保健所等で匿名・無料で行っています。
- 検査場所・日時については、東京都HIV検査情報Webで検索できますので、御活用ください。
※別紙1 平成28年度東京都のHIV感染者・AIDS患者の動向及び検査・相談事業の実績(PDF:658KB)
問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
電話 03-5320-4487
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