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2017年06月09日
政策企画局
東京都では平成28年11月、国内外の有識者により構成される「国際金融都市・東京のあり方懇談会」(以下、「懇談会」という。)を設置し、金融の活性化や海外の金融系企業が日本に進出するにあたって障害となる課題や、課題解決に向けた方策について幅広く議論を行ってまいりました。
この度、本年5月に懇談会から出された中間のとりまとめを参考に、「国際金融都市・東京」構想骨子を策定しましたので、下記のとおりお知らせします。
記
「アジアの金融ハブ」、「金融関係の人材・資金・情報・技術の集積」、「資産運用業とフィンテック企業に焦点」、「社会的課題の解決への貢献」の4つの都市像の実現に向け、以下の取組を推進していきます。
海外の金融系企業や有能な人材が惹きつけられ定着するよう、金融系企業に対する税負担の軽減を検討するとともに、金融系行政手続の相談体制及び英語化対応の強化、生活環境整備などを推進していきます。
事業者間の競争促進により、都民にとって低廉かつ良質な金融サービス、商品が提供されるよう、官民一体となった海外プロモーション活動等を通じて海外金融系企業の誘致を促進するとともに、資産運用業やフィンテック産業の育成、金融系人材の育成を推進していきます。
投資家・顧客本位の視点を徹底し、ESG投資など社会的課題解決に資する取組を積極的に推進する東京市場の実現に向け、顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の徹底などを図っていきます。
別紙(PDF:360KB)のとおり
懇談会の議論や最終提言を参考に、本年秋に「国際金融都市・東京」の実現に向けた新たな構想を策定します。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱4 国際金融・経済都市」
問い合わせ先 政策企画局調整部渉外課 電話 03-5388-2177 |
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