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2017年08月28日
生活文化局
常々クオリティの高い現代アートを提供してくれていた東京都現代美術館が改修という名目のもと休業してはや一年が経つが、いったい、いつまで休む気なんですか。
調べると2018年度中に再開というなんともアバウトかつ長期の休業、理解に苦しみます。改修計画があるなら、開業時期をホームページで明確にすべき。
だいたい、リニューアルに2年半かかるって、どんな改修ですか。撤去して新築できるぐらいの時間ですよ!
モダンアートはなかなかきちんと企画できる美術館が少なく、親方日の丸でつまらないポピュラーな展示会ばかりやる有名美術館が多い中、MOTの着眼点と企画力は秀逸で、さすがは東京都と行政の知的能力の高さに感心していたのに、どうもこの休業は納得がいかない。期間も主旨も不透明だし、だいだい美術館を愛して来たファンに対して、全く誠意というものがない。
美術館の運営スタッフはさぞかし悲しい思いをしているだろう。
誰がこの休業を決めたのかは知らないが、もう少しきちんと情報公開をしなさい。
きっと、多くのファンが待ち望んでいますよ。
このたびは、御意見をいただき、ありがとうございます。
東京都現代美術館は開館以来20年以上が経過し、施設・設備の経年劣化が進んでおります。そこで、工事に向けた準備のため昨年5月より休館し、現在、大規模改修工事を行っております。改修工事では、建物全体の設備機器を更新するほか、エレベーター増設や多目的トイレの充実といったバリアフリー強化なども行います。
工事中は、御迷惑をお掛けいたしますが、来館者の皆様により安全で安心な環境でお越しいただける美術館を目指し、準備を進めてまいりますので、御理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
(生活文化局)
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