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2017年09月25日
生活文化局
近年、外国人が都内で増えている。しかし、銭湯で、浴槽内で身体を洗ってひんしゅくをかって注意されている外国人も多い。
ついては、外国人向けに、幾つかの外国語での入浴マナーのPRを、都でぜひ行ってほしい。
銭湯の店主が、個々に外国語でのポスターやパンフレットを作ることは大変で、なかなかできないことだと思う。
都として、マナーPRの働きかけを行なってほしいと思います。
また、日本人の高齢者向けの銭湯への入浴の割引券なども、区の境を越えても利用できるようにしてほしいものです。
このたびは、銭湯に対する御意見をいただき、ありがとうございます。
3年後に東京2020オリンピック・パラリンピック開催を控え、今後ますます東京を訪れる外国人の方は増加すると考えます。
このことは、外国人の方に日本の伝統文化である「銭湯」を知ってもらう絶好の機会でもあり、御指摘のとおり、外国人の方に入浴マナーを知っていただくことは非常に有効なことであると考えます。
銭湯にいらっしゃる外国人に向けて、浴場事業者が加盟する東京都公衆浴場業生活衛生同業組合を中心に様々な取組みが行われております。
例えば、今年度は、外国人の方を対象とした銭湯の入浴マナーや魅力を発信するためのPR動画の作成を予定しています。
都としましては、こうした取組みに対し積極的に支援してまいります。
次に、高齢者の方が対象の銭湯入浴割引券の区市境を越えた利用につきましては、これまでも各区市に相互利用の検討をお願いしているところです。
引き続き、各区に検討をお願いしてまいりますので、今後とも御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(生活文化局)
都内の銭湯巡りが好きで、暇を見て結構巡っています。
台東区の○○湯、港区の△△湯等、寄った先の地域で東京都公衆浴場のホームページを見て探して入湯しています。
ところが、昨今は、店主の高齢化や後継者難、街の再開発等で銭湯が廃業に追い込まれるケースが後を絶ちません。
外国人観光客の増加や、江戸情緒なるものの憧れが最近また盛り返してきていることもあり、ここは江戸の文化漂う銭湯という伝統を、都知事のお力で是非とも、東京都から盛り上げてほしいです!!!
このたびは、銭湯に対する御意見をいただき、ありがとうございます。
御指摘のとおり、銭湯は、自家風呂の普及による経営難、後継者不足などにより、年間約30軒程度減少しています。
都は、各浴場事業者が浴場施設の更新や設備の補修等を実施する際の費用や東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が主体的に実施する利用者拡大に対する取組みにかかる費用の一部を補助するなど支援しております。
東京2020オリンピック・パラリンピック開催を3年後に控え、日本を訪れる外国人は今後ますます増加すると考えられます。
また銭湯は、江戸時代から続く日本の伝統文化の発信も期待されるところです。
今後とも、都は銭湯の活性化について積極的に支援してまいりますので、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(生活文化局)
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