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2017年11月09日
福祉保健局
「MDクリニックダイエット」と称される製品(※1)(以下、「MDクリニックダイエット」という。)を20代の女性が個人輸入し服用したところ、悪心、手足のしびれ等の健康被害を生じた旨の報告が都内医療機関からあり、都で当該製品の任意提出を受け、健康安全研究センターにて試験検査を行ったところ、食欲抑制薬等の医薬品成分が検出されたことが本日判明しました。
ダイエットを目的とし、海外(タイ)の病院が処方する複数の医薬品から構成される製品群の総称です。「ホスピタルダイエット」とも呼ばれています。日本では、インターネット等の個人輸入代行サイトを経由し、主に個人輸入により入手されています。
過去の調査において、これらは食欲抑制薬、向精神薬、甲状腺末、便秘薬等を含有することが判明しており、複数の自治体において、平成14年以降、死亡事例を含む健康被害事例(疑い)が公表されています。
(1カプセル又は1錠中の成分)
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都は今後も厚生労働省と連携し、医薬品等の個人輸入による健康被害発生の未然防止に向け、情報発信及び取締りに努めていきます。
※参考 製品(番号1~番号7)において検出された医薬品成分について
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部薬務課 電話 03-5320-4512 |
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