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2017年11月21日
福祉保健局
歳末期には、クリスマス、年末年始、贈答用の様々な食品が大量に流通します。また、ノロウイルス食中毒が多発する時期です。歳末期を迎えるにあたり、都民の食の安全を確保するため、都内で保健所を設置している都及び特別区・八王子市・町田市が協力して、食品衛生歳末一斉監視を実施します。
期間中、集団給食施設や飲食店、製造業、販売業等の施設を対象に、立入検査や表示検査、食品の抜き取り検査などの監視指導を都内全域で行います。
平成29年12月1日(金曜日)から同月30日(土曜日)まで
ア 東京都(保健所、健康安全研究センター、市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所)
イ 特別区・八王子市・町田市(保健所、各区市検査機関)
昨年8月、都内の老人ホームで腸管出血性大腸菌O157を原因とした食中毒により複数名が死亡する事件が発生しました。また、冬期はノロウイルスの流行シーズンであり、本年2月には、患者数1,000名を超える大規模なノロウイルス食中毒が発生したことを踏まえ、高齢者福祉施設をはじめとした集団給食施設に対して、食中毒対策の徹底を指導します。
短期間に大量に製造されるクリスマスケーキ、正月用そうざい等の年末年始用食品を中心に、法違反等の不良食品を排除するため、流通食品の検査を重点的に実施します。
都民の適切な商品選択に資するため、食品表示法に基づき、製造業、販売業、流通業等を対象として、期限表示や添加物、アレルゲン等の表示事項について監視指導を強化します。
近年、飲食店における鶏肉の生又は加熱不十分な調理での提供による食中毒事故が相次いで発生していることから、鶏肉の適切な提供について監視指導を徹底します。
また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に備え、東京都を訪れる旅行者等が利用する宿泊施設の調理場や飲食店等に対して、監視指導を徹底します。
上記の一斉監視事業の実施結果については、12月下旬に速報としてお知らせする予定です。
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部食品監視課 電話 03-5320-4404 |
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