2018年08月17日　 政策企画局

東京都アクセラレータプログラム「テックビジネスキャンプ東京」参加企業が決定しました

東京都では、東京の国際競争力を向上させ、更なる成長へと導くため、IoT、ビッグデータ、人工知能等の第四次産業革命関連の先端技術を持つ外国企業誘致に積極的に取り組み、海外の優れた技術やノウハウの国内企業への移転等を推進しております。
その取組の一環として、東京都アクセラレータプログラム「テックビジネスキャンプ東京」を昨年度より実施し、今年度は5月21日から7月13日の間、参加外国企業を募集してきたところです。
その結果、26の国・地域、85企業からの応募があり、この度、本プログラムに参加する外国企業（13社）を下記のとおり決定しましたので、お知らせします。

参加企業（アルファベット順）及びその概要

企業名	国・地域	主なサービス概要
Botelz （ボテルツ）	シンガポール	AIボットを活用して、旅行者の要望に応じたホテルやレストラン、観光スポットなどを提案。チェックイン後の施設案内等、旅行期間中の各行程をサポート。
GROM （グロム）	香港	臨床医向けの健康テックプラットフォームとして、足の疾患治療のための装具作成を簡易化するシステムを展開。
Hear & Know （ヒアアンドノウ）	フランス	AIを搭載したスマートシューズによりアルツハイマー病患者の行動を分析。事故や怪我を事前に予測し、介護者の負荷軽減に寄与。
Heartbeat AI Technologies （ハートビートエーアイ　テクノロジーズ）	カナダ	顧客フィードバックやコールセンターでのやり取りの情報等を人工知能が読み込むことで、どのような感情によって顧客行動が導かれたのかをリアルタイムで分析。
ICM Hub （アイシーエム　ハブ）	アメリカ	航空会社等の問合せ対応やフライト予約を人工知能で対応できるチャットボットを提供。問い合わせやフライト予約を自動化することで、労働者不足や言語障壁等の解決にも寄与。
Intelitaap Solutions Pvt. Ltd. （インテリタープ　ソリューションズ）	インド	独自開発のセンサーにより、小売店舗等の来客者数や通行人数を把握。支払時のデータと連携させることで、商品配置の最適化等の店舗改善をリアルタイムで実現。
InForIntelligence （インフォーインテリジェンス）	オランダ	企業のイノベーション戦略に基づき、AIを活用して、協業先となる企業・学術研究機関等を見つけ出し、マッチングを促進するプラットフォームを提供。
Motionloft （モーションロフト）	アメリカ	センサーで人や乗り物をキャプチャし、リアルタイムで行動分析の結果を提供。商業施設の配置改善、渋滞回避等に活用。
One Smart lab （ワンスマートラブ）	アメリカ	標準的な監視カメラ等で撮影された動画・画像を識別・分析。顔認証によるなりすまし防止のソリューションを展開。
Situm Indoor Positioning （シトゥム　インドア　ポジショニング）	スペイン	センサーによる高精度の屋内ナビゲーションを提供。大規模イベントでの案内の自動化、受付混雑の回避に寄与。
TACIT （タシット）	アメリカ	産業用ウェアラブル端末と複数のデバイスの連携・AIによるデータ分析により、労働者のタスクを可視化・簡素化し、生産性を向上させるアプリケーションを開発。
Taiger （タイガー）	シンガポール	AIを活用し、企業における様々なデータを高精度・高速度で読み取り、解釈・分析。業務効率化・コスト及び人的エラーを削減、労働生産性の向上に寄与。
Weiwojiangxin Technology Co., Ltd （ウェイウォージャンシャン　テクノロジー）	中国	消費者の動きや手に取った商品を検知し、商品データをリアルタイムで分析、モニターに表示。スマートフォンとの連携で決済まで対応可能。

※プログラム概要については別紙（PDF：299KB）をご参照ください。

「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ　政策の柱4　国際金融・経済都市」

問い合わせ先 政策企画局調整部渉外課 電話　03-5388-2864