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報道発表資料  2019年03月13日  建設局, (公財)東京都公園協会

鷹の御茶屋公開1周年記念事業「浜離宮恩賜庭園は鷹づくし」

江戸時代、将軍が鷹狩りの際に休憩所としても使用していた「鷹の御茶屋」が復元され、平成30年4月20日の内部公開開始から約1年を迎えます。
そこで浜離宮恩賜庭園では、5月11日(土曜日)・12日(日曜日)の2日間、鷹の御茶屋にちなんだ「鷹」づくしのイベントを行い、往時の風景や「鷹の御茶屋」の意匠などをご紹介します。

鷹の御茶屋の写真
鷹の御茶屋

(1)「鷹の御茶屋」の大工しごと 意匠や建築技術を紹介します

概要

日時

2019年5月11日(土曜日)

内容

  • 職人技の実演
    1)「丸太柱の束石(つかいし)ひかりつけ」2)「角材の鉋(かんな)かけ」
  • 大工しごと体験
    3)「網代(あじろ)を編む」4)「角材を削る」

場所

  • 職人技の実演
    鷹の御茶屋横 芝生地
  • 大工しごと体験
    鷹の御茶屋 鷹部屋横

講師

鷹の御茶屋の復元工事に携わった職人の方々

参加方法

各回当日自由参加

費用

無料 ※入園料別途

協力

株式会社 水澤工務店

詳細

  • 職人技の実演
    職人の技をご見学いただきます。
    1. 「丸太柱の束石(つかいし)ひかりつけ」
      午前の部:10時00分~10時20分
      午後の部:13時30分~13時50分
      「ひかりつけ」とは、自然のもの同士を隙間なく取り付ける技法をいいます。今回は、束石(石)と丸太(木)を取り付ける技法をご覧いただきます。
    2. 「角材の鉋(かんな)かけ」
      午前の部:10時30分~10時50分
      午後の部:14時00分~14時20分
      鉋には様々な種類があります。
      それぞれの用途を説明しながら、実演を行い、その特性をご覧いただきます。
かんなの写真
鉋(かんな)
  • 大工しごと体験
    大工になったつもりでやってみましょう!(体験時間:約5分)
    1. 「網代(あじろ)を編む」
      午前の部:11時00分~12時00分(受付時間:10時30分~11時30分)
      午後の部:14時30分~15時30分(受付時間:14時00分~15時00分)
      鷹の御茶屋の天井に使用されている「網代」を実際に編んでみましょう!
    2. 網代天井の写真
      網代天井
    3. 「角材を削る」
      午前の部:11時00分~12時00分(受付時間:10時30分~11時30分)
      午後の部:14時30分~15時30分(受付時間:14時00分~15時00分)
      鉋を使ってヒノキを削ってみましょう!

(2)「鷹と一緒に記念撮影」

日時

2019年5月12日(日曜日)

場所

鷹の御茶屋横 芝生地

受付

1)10時00分~ 2)14時00分~ 当日各回先着30組

費用

無料 ※入園料別途

内容

鷹の御茶屋を背景に、鷹匠のように鷹を腕にとまらせて記念撮影ができます。

イベントの様子の写真
イメージ

(3)「鷹部屋に鷹が入ります」

日時

2019年5月12日(日曜日) 1)10時00分~11時00分 2)13時30分~14時30分

場所

鷹の御茶屋鷹部屋

参加方法

当日自由見学 ※撮影は譲り合ってお願い致します。

費用

無料 ※入園料別途

内容

鷹の御茶屋に付帯する「鷹部屋」は、鷹狩りの際に鷹を休ませるための部屋でした。
本物の鷹を鷹部屋に据えて、往時の様子をご覧いただけるようにします。

(4)「鷹匠の園内巡回」

日時

2019年5月12日(日曜日) 1)11時00分~12時00分 2)14時30分~15時30分

場所

潮入の池周辺~庚申堂鴨場小覗

内容

鷹匠は、鷹と信頼関係を築くため、鷹を腕に乗せて歩く「据え歩き」をしていました。
今回は、鷹匠に扮した人が鷹と一緒に潮入の池周辺などを据え歩きます。

(5)「鷹の和菓子でちょっと一服」

日時

2019年5月11日(土曜日)・12日(日曜日)

場所

中島の御茶屋

内容

鷹の御茶屋公開1周年記念事業開催時の2日間、特別に「鷹」を象った和菓子が登場。
ご希望のお客様にお抹茶と一緒にご提供させていただきます。

費用

720円(お抹茶付き)

※いずれのイベントも雨天決行・荒天中止
※中止の場合は当園ツイッター(外部サイトへリンク)にてお知らせいたします。
ご不明な場合は、同園サービスセンター(電話 03-3541-0200)までお問い合わせください。

鷹の御茶屋とは

11代将軍家斉の時代に建てられた御茶屋で、将軍の鷹狩りの待合い・休憩所として使用されていました。
明治に入ると、接客のための「御茶屋」としての利用が主となる。戦災で焼失したが、平成30年、東京都により復元。

  • 鷹の御茶屋内部公開
    月曜日を除く毎日 9時30分~16時30分
    ※月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)はございません。外観からのご見学となります
  • 庭園ガイドボランティアによる「御茶屋ガイドツアー」
    庭園ガイドボランティアが、松の御茶屋・燕の御茶屋の内部で、当園の歴史や御茶屋の魅力を説明致します。
    毎週 木曜日 1)11時00分~ 2)12時00分~ 3)13時00分~ 4)14時00分~ 計4回
    各回40分程度、中学生以上、先着25名様

浜離宮恩賜庭園について

国指定特別名勝・特別史跡。承応3年(1654年)に甲府宰相・松平綱重によって甲府浜屋敷としてつくられ、綱重の子・綱豊が6代将軍・徳川家宣になったのを機に、浜御殿と呼ばれる将軍家別邸となった。以来、歴代将軍によって改修が行われ、11代将軍・家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成。明治維新後は宮内庁所管の浜離宮となった。昭和20年に東京都に下賜され、翌年浜離宮恩賜庭園の名称で開園し、昭和27年に国の特別名勝及び特別史跡に指定され現在に至る。

開園時間

9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)

休園日

12月29日~1月1日

住所

中央区浜離宮庭園1-1

交通

  • 大手門口(庭園北側の入口)
    都営大江戸線 築地市場駅下車 徒歩7分
    都営大江戸線・ゆりかもめ 汐留駅下車 徒歩7分
    JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅下車 徒歩12分
  • 中の御門口(庭園北西側の入口)
    都営大江戸線・ゆりかもめ 汐留駅下車 10番出口から徒歩5分
    JR浜松町駅下車 徒歩15分

※駐車場はございません。

入園料

一般 300円 65歳以上 150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

問い合わせ先

浜離宮恩賜庭園サービスセンター 電話:03-3541-0200

ホームページ

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浜離宮恩賜庭園 @HamarikyuGarden(外部サイトへリンク)

交通マップ

公園への地図

園内マップ

園内の地図

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