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報道発表資料  2019年06月18日  総務局, (公財)東京都人権啓発センター

令和元年度人権問題都民講座
「仕事[ワーク] 働くことと差別の問題を考える」の開催について

仕事と人権の問題について、職業差別を題材として考える講座を開催します。
と畜解体、すなわち食肉生産の仕事は、これまで「残酷さ」の比喩として用いられるなど、長く差別・偏見にさらされてきた仕事の一つです。と場で働いた経験を持つ、作家の佐川光晴さんは、その経験をもとにした作品もいくつか書かれています。佐川さんを講師にお迎えし、その仕事に就くことを選んだ理由や、仕事を通じて感じたこと、得られたもの、そして働くことの意味についてどのように考えているのか、思うところを話していただきます。
なお、主題となる食肉生産は、歴史的には同和問題と深い関わりがあることから、講座の導入として江戸時代の斃牛馬(へいぎゅうば)処理や、明治以降の食肉生産の歴史についての解説を行います。

1 名称

令和元年度第2回人権問題都民講座
「仕事[ワーク] 働くことと差別の問題を考える」

2 日時

令和元年7月27日(土曜日)午後2時00分から午後4時15分まで
(開場:午後1時30分)

3 会場

東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階)

4 講師

佐川光晴氏
1965年2月東京都新宿区生まれ。茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業後、出版社勤務を経て、1990年7月より大宮食肉荷受株式会社(現・さいたま食肉荷受株式会社)作業部作業課に勤務し、主に牛のと畜解体に携わる。2000年10月「生活の設計」で第32回新潮新人賞を受賞。2001年2月大宮食肉荷受株式会社を退社し、作家専業となる。2001年4月単行本『生活の設計』で第14回三島由紀夫賞候補。2002年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞受賞。2009年ノンフィクション『牛を屠る』を上梓。2011年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞受賞。2019年2月から新聞3社連合(北海道新聞・東京中日新聞・西日本新聞)夕刊紙で小説『満天の花』を連載中。

5 主催

東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)

6 参加方法

要事前申込み。定員80名(応募多数の場合は抽選)。参加無料。

【参加申込先】東京都人権プラザ
電話 03-6722-0123
ファクス 03-6722-0084
Eメール fukyu3103(at)tokyo-jinken.or.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
※ファクス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に講座名を明記のうえ、(1) 代表者名(2) 参加人数(3) 住所または所属団体(4) 電話番号をご記入ください。

7 申込締切

令和元年7月19日(金曜日)

8 その他

手話通訳あり。託児保育(要事前申込み。詳細はお問合せください。)

9 フォローアップ企画

講座の導入として、(公財)東京都人権啓発センター専門員から、明治時代以降の食肉生産等に係る歴史的な解説を実施します。

「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」

問い合わせ先
(公財)東京都人権啓発センター普及情報課
電話 03-6722-0123
総務局人権部人権施策推進課
電話 03-5388-2588

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