ここから本文です。

令和2年(2020年)1月23日更新

報道発表資料

(一部中止)多摩動物公園 動物情報・イベント情報

※2020年2月26日報道発表 建設局所管施設 開催予定イベント中止・延期のお知らせ

レッサーパンダの「ヒマワリ」を受け入れます

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびレッサーパンダの「ヒマワリ」(メス)を市川市動植物園(千葉県市川市)から受け入れますので、お知らせします。

1.受け入れるレッサーパンダ

  • 名前
    ヒマワリ(帰属:京都市動物園)
  • 性別
    メス
  • 年齢
    2歳
  • 生年月日
    2017年7月13日 市川市動植物園生まれ

レッサーパンダの写真

レッサーパンダ「ヒマワリ」
(写真提供:市川市動植物園)

2.受入予定日

令和2年2月3日(月曜日)

3.経緯

当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるレッサーパンダの繁殖を進めています。
今回、公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会レッサーパンダ繁殖計画に基づき、新たなペア形成や繁殖を目指すため、ブリーディングローン【注】によりヒマワリを受け入れることになりました。

【注】ブリーディングローン
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって新たなペアの形成を促し、繁殖を目指すことを目的としています。

4.公開予定について

公開日は決まり次第、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。

5.当園での飼育状況(令和2年1月23日現在)

10頭(オス3、メス7) ※今回受け入れるヒマワリは含みません。

6.国内の飼育状況(平成30年12月31日現在)

シセンレッサーパンダ 56施設 265頭(オス122、メス143)
資料:レッサーパンダ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

レッサーパンダ(食肉目 レッサーパンダ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1類)、東京都ズーストック種)

  • 英名
    Red panda
  • 分類
    以下の2亜種に分類されていますが、当園ではシセンレッサーパンダを飼育展示しています。
    • ヒマラヤ系(学名:Ailurus fulgens fulgens) ネパールレッサーパンダ
    • 中国系(学名:Ailurus fulgens refulgens) シセンレッサーパンダ
  • 分布
    ヒマラヤ、中国(四川省)
  • 生息地
    海抜1,500~4,000メートルの温帯山岳地にある森や竹やぶ
  • 生態等
    産児数は1~2頭(まれに3頭)、妊娠期間は90~150日、誕生時の体重は100~150グラム。

※「附属書1」「1類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

(中止)1.「初心者野鳥観察会」を開催します!

当園では、毎年恒例の野鳥観察会を開催します。早朝の園内を歩きながら、動物園スタッフと一緒に野鳥を観察します。身近な野鳥に興味はあるけれど、じっくり野鳥を観察したことのない方や、鳥たちの見分け方や双眼鏡の取扱いなどを知りたい方を対象とした、初心者向け野鳥観察会です。

(1) 日時

令和2年3月1日(日曜日) 8時15分~11時30分
※受付開始:8時00分 正門にて

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール、多摩動物公園 園内

(3) 対象

小学生以上の野鳥観察初心者(小学生は保護者同伴)

(4) 定員

30名 ※事前申込制

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 持ち物

双眼鏡をお持ちであればご持参ください
※貸出用もありますが、数には限りがありますのでご了承ください。

(7) 内容

動物ホールでのガイダンスと園内での野鳥観察
※園内にいる身近な野鳥を動物園スタッフと一緒に観察します。
※少雨決行。雨天・悪天候の場合は中止。なお、中止する場合は前日の15時00分に中止を決定し、応募時の電話番号へ前日の15時00分~17時00分に連絡いたします。

(8) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

■はがき

往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(小学生は学年も)、代表者の住所・氏名・電話番号・当日連絡可能な電話番号、野鳥観察経験の有無を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  • 宛先
    〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
    多摩動物公園「初心者野鳥観察会」係

■Eメール

yacho2020(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「初心者野鳥観察会参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(小学生は学年も)、代表者の住所・氏名・電話番号・当日連絡可能な電話番号、野鳥観察経験の有無を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

(9) 締切

令和2年2月15日(土曜日)
※はがきは当日必着、Eメールは2月15日(土曜日)送信分まで有効。
※応募は、往復はがき1枚またはEメール1通につき1組までとします。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせいたします。

イベントの様子の写真1

イベントの様子の写真2

昨年の様子

(中止)2.干支の講演会2020 PART2
北海道浜中町・多摩動物公園パートナーシップ協定記念講演会「トウキョウトガリネズミが結ぶ縁」ねずみじゃないネズミの話

当園で開催中の干支の企画展「ちゅう げっ歯類展」にて紹介しているトウキョウトガリネズミ。トウキョウトガリネズミはねずみのなかまでしょうか?いいえ、「ネズミ」とつきますが、ねずみのなかまではありません。姿がねずみに似ていることから、この名前がつきましたが、げっ歯目ではなくトガリネズミ目の動物です。
当園では2005年からトウキョウトガリネズミの飼育を始め、2007年には北海道浜中町(はまなかちょう)の嶮暮帰島(けんぼっきとう)でのトガリネズミ目の共同調査・採集をきっかけとして、同町とパートナーシップ協定を締結しました。この協定により、浜中町と多摩動物公園が相互協力することでトウキョウトガリネズミのふるさとである浜中町の自然と野生動植物を守ることになりました。
この講演会では、パートナーシップ締結後の12年間の取組みやトウキョウトガリネズミについて紹介します。

トウキョウトガリネズミの写真

トウキョウトガリネズミ

(1) 日時

令和2年3月1日(日曜日) 13時30分~16時00分

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール

(3) 対象

小学生以上

(4) 定員

150名 ※事前申込制(先着順)

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 内容

講演1「北海道浜中町と多摩動物公園のパートナーシップについて」

金子美香子(多摩動物公園 副園長兼飼育展示課長)

  • 要旨
    北海道浜中町と多摩動物公園がパートナーシップ協定を結び、相互協力によって浜中町の自然と野生動植物を守ることになった経緯やこれまでの取組みについてお話しします。

講演2「トウキョウトガリネズミのふるさと浜中町」

齊藤清隆氏(北海道浜中町 副町長)

  • 要旨
    北海道東部に位置する浜中町は、霧多布(きりたっぷ)湿原をはじめとした美しい自然にあふれ、その恵まれた自然環境の恩恵によって漁業や酪農業などの一次産業が発展してきました。
    トウキョウトガリネズミを通じた浜中町と多摩動物公園とのつながりも、その自然環境を今日まで大切に守り続けてきたからこそ生まれたものです。トウキョウトガリネズミが生んでくれた縁をさらに広め、多くの皆様と深い交流が図られることを願い、トウキョウトガリネズミのふるさと浜中町をご紹介します。

嶮暮帰島の写真

ふるさとの嶮暮帰島

  • 齊藤氏プロフィール
    北海道浜中町副町長。平成7年4月1日付けで北海道浜中町職員として採用。総務係、福祉係などを経て、平成21年4月に福祉係長に昇任。その後、漁政係長、総務係長など町の中核的業務を経験し、平成28年4月に浜中診療所事務長に昇任。令和元年10月18日に浜中町副町長に選任され、現在に至る。

講演3「トウキョウトガリネズミが私たちに語ること」

河原淳氏(環境省委嘱 希少野生動植物種保存推進員)

  • 要旨
    世界最小級の哺乳類であるトウキョウトガリネズミは寒冷な地域に生息し、体が極端に小さいことから同属他種との競合に負け、偶然にしか捕獲できない幻の種と、約15年前までは考えられていました。しかしその後捕獲が可能になり、生態が徐々にわかってきました。必ずしも生態条件は不利にはなっていないことや、個体数も言われているほど少なくないことが明らかになりました。まだ断片的な情報ではありますが、本種の生態を紹介するとともに、意外と身近に生息しているにも関わらず幻とされてきた盲点についてお話しします。
  • 河原氏プロフィール
    博士(農学)。高等教諭を経て環境調査会社を設立。平成19年からは北海道厚岸郡浜中町立霧多布湿原センター館長に就任。平成23年にはNPO法人えんの森を設立。平成25年からは国家公務員。これまで、酪農学園大学非常勤講師、釧路国際ウェットランドセンター技術委員会技術委員などを勤めながら、環境教育、環境アセスメント調査、環境保全と地域づくりに取り組み、現在は環境アセスメントの審査に関わっている。
    トウキョウトガリネズミに関して、The Wild Mammals of Japan(日本哺乳類学会)ほか、雑誌などに多数出筆。

講演4「トウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミの飼育と展示」

熊谷岳(多摩動物公園 飼育展示課 南園飼育展示係)

  • 要旨
    多摩動物公園ではパートナーシップ締結前の平成17年からトウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミの飼育と展示を行ってきました。創意工夫を重ねて当初からペアリングなどを行っていますが未だ繁殖に至っていません。平成25年に担当となってからの取組みと今後に向けての課題などをお話しします。

(7) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

はがき

往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  • 宛先
    〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
    多摩動物公園「トガリネズミ講演会」係

Eメール

togarinezumi(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「トガリネズミ講演会参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

(8) 締切

令和2年2月23日(日曜日)
※はがきは当日必着、Eメールは2月23日(日曜日)送信分まで有効。
※応募は、往復はがき1枚またはEメール1通につき1組までとします。
※1月23日(木曜日)から募集を開始し、先着順とします。
締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

ご案内

【多摩動物公園】

  • 開園時間
    9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
  • 休園日
    毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
  • 入園料
    一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円
    ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.