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報道発表資料  2020年01月24日  オリンピック・パラリンピック準備局

「障害者のスポーツに関する意識調査」の結果について

東京都では、都内に居住する18歳以上の障害のある方のスポーツに関する意識を調査し、「東京都スポーツ推進総合計画」(平成30年3月策定)に達成指標として掲げる「障害のある都民(18歳以上)の週に1日以上のスポーツ実施率(2021年までに40%)」の達成状況等を把握することを目的として、「障害者のスポーツに関する意識調査」を実施しました。この度、下記のとおり、調査結果の概要をとりまとめましたので、お知らせします。
「障害のある都民(18歳以上)の週に1日以上のスポーツ実施率」は37.0%と、目標とする40%に近づいているものの、スポーツや運動を実施していない人や、関心がない人がまだ多いことから、引き続き、本調査結果を参考に、スポーツや運動に関心を持ってもらうための取組や、必要な環境の整備など、障害者スポーツの振興に取り組んでまいります。

1 調査の概要

(1) 調査方法

無記名式のインターネット調査(手帳保持者の割合等により障害種別毎に回収目標数を設定)

(2) 調査対象

インターネット市場でモニター登録している方の内、以下に該当する方

  • 都内に居住する18歳以上の障害者本人あるいは同居する家族に障害者がいる方

(3) 回答結果

回答者本人及び同居する家族内の障害者を含めた総数は、1,253人

(4) 調査期間

令和元年6月7日~6月11日

2 調査結果の主なポイント

週に1日以上スポーツや運動を実施した人は37.0%(前年調査より4.6ポイント増加)、スポーツや運動を実施していない人は47.0%(前年調査より2.9ポイント減少)

この1年間に実施したスポーツ・運動の実施頻度(全体の1,253人が回答)

「週に1日以上実施」37.0%、「週に1日未満実施」8.6%、「実施しているが頻度不明」7.4%、「実施していない」47.0%

週に1日以上のスポーツ・運動の実施者
  • 障害種別
    1)内部障害44.1%、2)視覚障害42.7%、3)聴覚・平衡機能障害42.0%、4)肢体不自由37.0%、5)知的障害34.4%、6)音声・言語・そしゃく障害30.9%、7)精神障害26.3%
  • 性別
    1)男性39.1%、2)女性34.7%
  • 障害発生時の年齢別
    1)中途障害40.5%、2)出生時27.2%
  • 就労状況別
    1)仕事をしている41.5%、2)仕事をしていない35.3%、3)福祉的就労をしている24.5%

※参考

  • 全国の障害者(20歳以上)のスポーツ実施率20.8%(平成30年3月 笹川スポーツ財団)
    • 無記名式のインターネット調査、全国の7歳以上の障害児・者8,094人から回答
  • 都民全体(18歳以上)のスポーツ実施率57.2%(平成31年2月 東京都生活文化局)
    • 個別訪問面接聴取法、18歳以上の都民1,818人から回答

実施種目(上位5位まで)(実施者の664人が回答)

1)「ウォーキング、散歩」73.2%、2)「体操」24.7%、3)「室内運動器具を用いる運動」16.6%、4)「水泳・遊泳」11.1%、5)「陸上競技」、「球技」6.5%

実施場所(上位5位まで)(実施者の664人が回答)

1)「道路や遊歩道」49.8%(前年調査より6.4ポイント増加)、2)「自宅」36.7%(前年調査より4.4ポイント増加)、3)「広場や公園」28.9%、4)「民間のスポーツ施設」15.5%、5)「公共のスポーツ施設(障害者専用施設以外)」13.6%

一緒に実施する人(上位5位まで)(実施者の664人が回答)

1)「一人」54.2%(前年調査より3.2ポイント増加)、2)「家族」30.9%(前年調査より4.9ポイント増加)、3)「福祉施設の職員・仲間」12.5%、4)「スポーツ教室の指導者・仲間」10.2%、5)「地域の公共スポーツ施設の職員・仲間」6.3%、5)「障害がある人のサークル、障害者スポーツサークル等の仲間」6.3%

スポーツ・運動を実施する理由(上位5位まで)(実施者の664人が回答)

1)「健康・体力づくりのため」65.7%(前年調査より6.6ポイント増加)、2)「運動不足解消のため」48.6%(前年調査より6.5ポイント増加)、3)「楽しみや気晴らしのため」35.5%、4)「リハビリテーションや医療・治療のため」17.9%、5)「精神の修養や訓練のため」、「友人・仲間との交流のため」10.1%

スポーツ・運動を実施しない理由(上位5位まで)(未実施者の589人が回答)

1)「活動したいと思わない」72.5%(前年調査より1.1ポイント減少)、2)「活動したいが、身体的にできない」16.8%、3)「活動したいが、時間がない」4.9%、4)「活動したいが、一緒にやる人がいない」3.7%、5)「活動したいが、自分に合ったスポーツや運動の情報がない」2.9%

全体の約半数の人がスポーツや運動に関心がない(49.2%)(前年調査より5.7ポイント減少)

現在のスポーツ・運動への取組(全体の1,253人が回答)

1)「スポーツや運動に関心はない」49.2%、2)「スポーツや運動を行いたいと思うができない」17.6%、3)「スポーツや運動を行っており、満足している」17.3%、4)「スポーツや運動を行っているが、もっと行いたい」15.8%

スポーツや運動を行う際に必要と考える支援は様々

スポーツ・運動を行う際に必要と考える支援(上位5位まで)(全体の1,253人が回答)

1)「適切な指導者」10.6%(前年調査より1.8ポイント増加)、2)「障害にあわせたプログラムの充実」9.1%(前年調査より1.9ポイント増加)、3)「交通機関やまちのバリアフリー化」8.3%(前年調査より1.4ポイント減少)、4)「一緒に行う仲間」8.1%(前年調査より1.1ポイント増加)、5)「スタジアム、体育館などの建物や設備のバリアフリー化」7.6%(前年調査より1.3ポイント減少)

全体の約半数の人が東京2020大会の観戦意向がある(46.5%)

東京2020大会の観戦希望(全体の1,253人が回答)

観戦意向あり

1)「テレビ、ラジオ、インターネット配信等で観戦したい」33.2%、2)「競技会場(スタジアム・体育館・沿道など)で直接観戦したい」12.8%、3)「ライブサイトやパブリックビューイングで観戦したい」7.4%、4)「観戦したいが、観戦方法が分からない」3.1%

観戦意向なし

1)「観戦したいと思わない」28.4%、2)「わからない」25.1%

※経年比較の対象
平成30年:「障害者のスポーツに関する意識調査(平成30年6月調査)」
※「障害者のスポーツに関する意識調査」報告書の本文は、ホームページに公表しております。

問い合わせ先
オリンピック・パラリンピック準備局パラリンピック部障害者スポーツ課
電話 03-5320-7729

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