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報道発表資料  2020年04月22日  産業労働局

東京都中小企業の景況
令和2年4月調査

都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

3月の景況

業況:大幅に悪化
見通し:先行き懸念強まる

  • 3月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-57(前月-41)と大幅に悪化した。今後3か月間(4~6月)の業況見通しDI(当月(3月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-64(前月-54)と悪化し、先行き懸念が強まった。
  • 業種別の業況DIをみると、小売業(-53→-75)は22ポイント減少、サービス業(-30→-50)は20ポイント減少しともに非常に大幅な悪化、製造業(-40→-53)と卸売業(-44→-57)はともに13ポイント減少し大幅に悪化した。
  • 前年同月比売上高DI(-44→-56)は12ポイント減少し大幅に悪化した。業種別にみると、小売業(-50→-69)は19ポイント減少、サービス業(-39→-50)は11ポイント減少、製造業(-45→-55)と卸売業(-42→-52)はともに10ポイント減少しすべての業種で大幅に悪化した。
  • 業種別の業況見通しDIをみると、サービス業(-42→-57)は15ポイント減少、小売業(-68→-80)は12ポイント減少しともに大幅に悪化した。製造業(-53→-60)と卸売業(-57→-64)はともに7ポイント減少し悪化した。

業況DI・業況見通しDI(全体)

(季節調整済DI)
グラフの画像

付帯調査

都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況 四半期調査:令和2年第1四半期(1~3月)

  • 設備投資
    わずかに減少
  • 資金繰り
    大幅に悪化
  • 採算状況
    大幅に悪化
  • 雇用人員
    大幅に不足感が弱まる

新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業活動への影響(令和2年3月の状況)

経営や事業活動への影響

新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう2020年3月の経営や事業活動への影響は「影響あり」が60.0%、「今後影響あり」が26.0%

売上高への影響

経営や事業活動への影響で「影響あり」とした企業に、2019年3月と比較した2020年3月の売上高は『減少』が93.5%

調査の概要

1 調査目的

毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

令和2年4月1日~令和2年4月9日

5 調査規模

対象企業 3,875企業

(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業

6 回答状況

回答企業数(回答率) 1,514企業(39.1%)

(業種別)
製造業 413企業(36.7%)
卸売業 387企業(44.2%)
小売業 317企業(36.2%)
サービス業 397企業(39.7%)

(規模別)
小規模 683企業(41.3%)
中小規模 299企業(40.7%)
中規模 326企業(43.7%)
大規模 203企業(40.2%)
規模不明 3企業(1.3%)

全文掲載ホームページ(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639

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