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報道発表資料  2020年06月25日  福祉保健局

平成31年度(2019年度)東京都食品衛生監視指導計画実施結果概要

このたび、食品衛生法に基づく「平成31年度(2019年度)東京都食品衛生監視指導計画」の実施結果について、概要を取りまとめましたのでお知らせします。
平成31年度(2019年度)は、食品関係営業施設(特別区、八王子市及び町田市の対象施設を除く。)に対し、延べ342,350件の監視指導を実施し、食品の衛生的な取扱いなどの指導を行いました。また、食品等について、120,638項目の検査を実施した結果、大腸菌群を検出した魚肉練り製品等、8項目(7検体)の違反を発見し、必要な措置を行いました。

平成31年度(2019年度) 主な監視指導の結果

1 HACCPの取組支援 制度周知のための講習会…379回

  • HACCPに沿った衛生管理について、講習会を379回開催し、14,677名の事業者に周知しました。
  • 制度の円滑な導入に向けて、食品等事業者12,279件に立ち入り、衛生管理計画の作成や記録の実施等について支援を行いました。

2 食中毒対策 社会福祉施設や食肉の取扱施設に対する監視指導…延べ8,941件

  • 医師からの食中毒の届出や、都民等から寄せられた体調不良等の情報をもとに、986件【注】の事案について調査を行いました。その結果、124件【注】(平成30年度188件)を食中毒と断定しました。
  • ノロウイルスや腸管出血性大腸菌食中毒の対策として、学校給食等の大量調理施設や社会福祉施設等延べ5,288件に対し、生野菜の殺菌等食品の適切な取扱い等について監視指導を行いました。
  • 鶏肉の生食等を原因としたカンピロバクター食中毒の多発を受け、飲食店等に対し、延べ3,653件の重点的な監視を行い、十分な加熱調理等について監視指導を行いました。

【注】都・特別区・八王子市・町田市の合計値

3 食品表示対策 食品関係営業施設に対する表示監視…延べ187,767件

  • 延べ187,767件の事業者に対し、食品表示法等に基づき843,531品目の表示検査を行った結果、1,824件の不適正表示を発見し、適正な表示に改善させるなど必要な措置を行いました。
  • 新表示への円滑な移行に向けて、講習会を94回開催し、6,224名の事業者に指導啓発しました。

4 輸入食品対策 都内流通する輸入食品等の検査…50,456項目

  • 表示に記載のない添加物を検出した食肉製品等2項目(2検体)の食品表示法の違反を発見し、輸入者を管轄する自治体へ通報しました。
  • 輸入者に対して延べ250件の立入りを実施し、事故発生時の管理体制等を把握するとともに取組状況に応じた指導や取扱食品の検査を行いました。

5 国際スポーツ大会に向けた取組…延べ18,630件

  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に備え、宿泊施設や飲食店等延べ18,630件に立ち入り、食品の衛生的な取扱い、従事者教育の徹底等について監視指導を行いました。
  • 東京2020大会を見据え、都区市連携・協力による監視指導体制を整備するとともに、ラグビーワールドカップ2019TM日本大会において、会場内調理施設等延べ1,068件に立ち入り、食品の温度管理、調理従事者の衛生管理等の徹底について都区市合同の監視指導を行いました。

結果概要の入手方法

※主な実施結果数値は、別紙(PDF:178KB)を参照ください。
※別紙 平成31年度(2019年度)都の収去検査により発見された違反食品(PDF:117KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
電話 03-5320-4404

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