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2020年09月09日 福祉保健局
毎年9月24日から9月30日までは「結核予防週間」【注1】です。医療や生活水準の向上により、結核の新規患者数は減少傾向にあるものの、近年も新たな患者が発生しており、日本は世界的にみて「結核中まん延国」の位置づけとなっています。結核の予防・早期発見のためには、年1回の胸部エックス線検査や医療機関への早期受診が大切です。
東京都では、結核予防週間にあわせて、結核予防に関する普及啓発事業や、無料結核検診を実施します。この機会に、結核に関する正しい知識を身に付けましょう。
【注1】結核予防週間とは
厚生労働省は、毎年9月24日から9月30日までを「結核予防週間」と定めて、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
今年度結核予防週間啓発画像
9月17日(木曜日)~30日(水曜日)
新宿駅西口、都庁第一本庁舎2階のデジタルサイネージで、結核啓発画像を放映します。
9月19日(土曜日) 13時00分~16時00分
秋葉原UDXサボニウス広場
(千代田区外神田4-14-1、秋葉原駅徒歩3分)
【注2】新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、受診者及び関係者の健康・安全面を第一に考慮し、開催を中止する場合がございますので予めご了承ください。中止の場合は、福祉保健局ホームページでお知らせします。
結核は、結核菌を吸い込むことによっておこる感染症です。症状は「咳」「たん」「発熱」など風邪とよく似ていますが、症状が長引くことが特徴です。高齢者ははっきりと症状が現れないこともあります。
【注3】出典:厚生労働省「2019年結核登録者情報調査年報集計結果」
結核は適切に服薬治療を行えば治る病気ですが、100%感染を予防することは困難です。結核の早期発見のためには健診を受けることが重要です。また、高齢者は「咳」、「たん」等の症状が出ないこともあるため、食欲低下、体重減少などの症状にも注意が必要です。
結核の早期発見は重症化を防ぐだけでなく、周囲への感染の予防にもつながります。
問い合わせ先 (普及啓発(啓発画像放映及び啓発グッズの配布)に関すること) 健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 電話 03-5937-1086 (無料結核検診に関すること) 福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課 電話 03-5320-4483 |
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