都立広尾病院職員の新型コロナウイルス感染について（第915報）

都立広尾病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので御報告します。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。

1　当該職員の基本情報

当該職員は、家族が10月14日（水曜日）にPCR検査の「陽性」が判明し、当該家族と接触があったことから、保健所により濃厚接触者とされた。
当該職員は10月14日夕方から発熱し、10月15日（木曜日）近医を受診、PCR検査を実施し、10月16日（金曜日）に「陽性」が判明した。現在、入院等について保健所と調整中である。
当該職員は、10月9日（金曜日）朝、夜勤明け以降、当院に勤務していない。当該職員は当該家族とは同居しておらず、接触があったのは翌日以降である。
当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行っていた。
所管保健所の助言を踏まえ、発症日の2日前である10月12日（月曜日）以降の当該職員との接触者を調査したが、当院における勤務がなかったため、院内には接触者がいないことを確認した。
なお、当該職員は、9月27日（日曜日）に報道発表した感染が確認された一般病棟での勤務はない。

当該職員は、10月9日朝以降、当院に勤務していないこと、当該職員の所属部署の職員も症状を訴える者は現在出ていないこと、当院では、手指衛生やマスクの着用など標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。