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令和2年(2020年)11月19日更新

報道発表資料

自然環境や生きものに配慮した企業活動に期待すること

Q8 最近の環境配慮に取り組んでいる企業の多くは、SDGs(説明は次頁)を踏まえた、自然環境や生きものに配慮するなどの活動を行っています。こうした、企業が実際に行っている活動について、あなたが特に期待することは何ですか。次の中から3つまでお選びください。

3MA(n=484)
グラフの画像

※1 ビオトープ:特定の生物群集が生存できるような特定の環境条件を備えた生物生息空間
※2 サプライチェーン:商品が消費者に届くまでの原料調達から製造、物流、販売といった一連の流れをいう。

調査結果の概要

自然環境や生きものに配慮した企業活動に期待することについて聞いたところ、「都市において再開発を行う際に、緑を多く創出して、動植物などの生きものと共生できる住みよいまちづくりに配慮する」(52.5%)が約5割で最も高く、以下、「大幅な省エネ対策や自然エネルギーの利用を進め、自然環境に大きな影響を及ぼす地球温暖化対策に率先して取り組む」(35.3%)、「自然環境への影響を減らすため、プラスチック対策など、率先して資源循環の取組を進める」(33.1%)などと続いている。

<生物多様性とSDGsについて>

「SDGs(エスディージーズ)(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」は、2015年9月の国連サミットで採択された2030年を年限とする国際目標です。SDGsは持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成され、すべての国々の共通目標となっています。この中でも、目標14「海の豊かさを守ろう」が海の生物多様性に、目標15「陸の豊かさも守ろう」が陸の生物多様性に、それぞれ密接に関わる目標として掲げられています。
また、下記の「SDGsウェディングケーキモデル」【注】は、SDGsの概念を表す構造モデルで、自然の豊かさを示す生物多様性が、都民の生活や経済活動を下支えしていることを端的に示しています。

【注】SDGsウェディングケーキモデル:スウェーデンにあるレジリエンス研究所の所長ヨハン・ロックストローム博士が考案した“SDGsの概念”を表す構造モデル。SDGsの17目標はそれぞれ大きく3つの階層から成り、それらが密接に関わっていることを、ウェディングケーキの形になぞらえて表されています。


SDGsの概念を表す構造モデルの画像

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