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報道発表資料  2021年02月22日  産業労働局

東京都中小企業の景況
令和3年2月調査

都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

1月の景況

業況:やや上向く
見通し:悪化に転じる

  • 1月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-50(前月-55)とやや上向いた。今後3か月間(2~4月)の業況見通しDI(当月(1月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-38(前月-36)と悪化に転じた。
  • 業種別の業況DIをみると、製造業(-51→-44)は7ポイント増加、サービス業(-48→-42)は6ポイント増加しともに改善した。卸売業(-56→-55)と小売業(-66→-65)はともにほぼ横ばいで推移した。
  • 前年同月比売上高DI(-60→-63)は3ポイント減少しわずかに悪化した。卸売業(-57→-64)は7ポイント減少、サービス業(-56→-62)は6ポイント減少しともに悪化した。製造業(-57→-58)はほぼ横ばいで推移、小売業(-71→-69)は2ポイント増加しわずかに改善した。
  • 業種別の業況見通しDIをみると、小売業(-43→-51)は8ポイント減少し悪化、卸売業(-37→-41)は4ポイント減少しやや悪化した。サービス業(-30→-31)はほぼ横ばいで推移、製造業(-35→-32)は3ポイント増加しわずかに改善した。

業況DI・業況見通しDI(全体)

(季節調整済DI)
グラフの画像

付帯調査

今後の景気動向に関する調査(令和3年2月調査)

2020年度の景気状況

2020年度(2020年4月〜2021年3月)の景気状況は、「下向き(悪化)」が57.3%と最も高く、次いで「やや下向き」が27.9%

2021年度の景気見通し

2021年度(2021年4月~2022年3月)の景気見通しは、「下向き(悪化)」(29.7%)と「やや下向き」(28.5%)をあわせた『悪化見通し』が約6割

新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう事業活動等への影響(令和3年2月調査)

経営や事業活動への影響

新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう2021年1月の経営や事業活動への影響を全体でみると、「影響あり」が78.3%(前回調査75.7%)

売上高への影響

経営や事業活動への影響で「影響あり」と回答した企業の2020年1月と比較した2021年1月の売上高を全体でみると、『減少』が92.3%(前回調査90.3%)

調査の概要

1 調査目的

毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

令和3年2月1日~令和3年2月8日

5 調査規模

対象企業 3,875 企業

(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業

6 回答状況

回答企業数(回答率) 1,418企業(36.6%)

(業種別)
製造業 372企業(33.1%)
卸売業 372企業(42.5%)
小売業 317企業(36.2%)
サービス業 357企業(35.7%)

(規模別)
小規模 649企業(38.8%)
中小規模 273企業(36.9%)
中規模 294企業(41.1%)
大規模 196企業(39.3%)
規模不明 6企業(2.4%)

全文掲載ホームページ(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639

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