2021年03月24日　 都市整備局

総移動回数が減少に転じた東京都市圏の都市交通戦略を提案します
^{パーソントリップ調査データを活用した分析とこれからの都市交通}

平成30年に実施した「第6回東京都市圏パーソントリップ調査」の結果を基に、現状分析や将来見通しの検討を踏まえた東京都市圏のこれからの都市交通戦略を提案します。

戦略の概要

• 第6回東京都市圏パーソントリップ調査では、総人口が増加しているにも関わらず、総移動回数が減少に転じました。これを都市交通政策の転換点と捉え、都市交通の実態や将来の姿について検討しました。
• 検討に当たっては、ICT化の進展等、交通行動の質的な変化により将来の姿の見通しがつきにくくなっていることを踏まえ、将来の前提条件を様々に変化させた場合のシミュレーションを行い、人の移動の変化と課題を明らかにしました。
• 検討結果をもとに、ドア・トゥ・ドアで移動可能な「人中心のモビリティネットワーク」を形成すること、また「居住地を中心とした暮らしやすい生活圏」をつくっていくことを新たな都市交通戦略の考え方としてとりまとめました。これを『新たなライフスタイルを実現する人中心のモビリティネットワークと生活圏』として提案します。

※詳細については、国土交通省記者発表資料（報道発表資料（PDF：282KB）及び概要版（PDF：4,129KB））をご覧ください。

パーソントリップ調査とは

「どのような人が」「どのような目的で」「どこからどこへ」「どのような交通手段で」移動したかなどを調べるものです。

問い合わせ先 都市整備局都市基盤部交通企画課 電話　03-5388-3283