2021年08月13日　 住宅政策本部

契約事務における予定価格の誤りについて

都営住宅の電気設備工事において、予定価格の積算に誤りがあることが判明しましたので、お知らせします。

1　概要

次の工事の予定価格の積算に誤りがあり、適正に積算した予定価格よりも過少な金額となっていました。

1. 都営住宅2H-119西（世田谷区八幡山三丁目第2）屋内電気設備工事
2. 都営住宅2H-118西（世田谷区八幡山三丁目第2）屋内電気設備工事

	1.	2.
誤って積算した金額（税込み）	263,120,000円	164,054,000円
適正に積算した金額（税込み）	264,352,000円	165,264,000円
過少積算額（税込み）	-1,232,000円	-1,210,000円
開札（予定）日	令和3年8月19日	令和3年7月5日
契約金額（税込み）	-	149,358,627円

（1.はJV案件、希望制指名競争入札、予定価格は事後公表）
（2.は10者指名による希望制指名競争入札、予定価格は事前公表）

2　原因

予定価格の積算に当たり、テレビ共同受信設備^【注1】の一部について、誤って旧仕様^【注2】の単価を用いてしまったことにより、予定価格が本来より過少となったものです。
【注1】主に共同住宅で用いられ、テレビアンテナ又はケーブルテレビ事業者から受信した電波を、増幅器や分配器などを用いて各住戸へ配信する電気設備
【注2】4K放送等に対応しておらず、生産中止となった仕様

3　判明の経緯

公表中の工事1.の参考数量内訳書を閲覧した入札参加資格者から内訳書の単価項目について問合せがあり、都の担当者が内訳書の内容を精査したところ誤りが判明しました。また、既に契約締結済みの工事2.についても、同様の誤りがあることが判明しました。

4　対応

1.については、速やかに当該案件の取下げを行い、再発注に向けて手続中です。
2.については、既に契約済みであることから、契約の相手方と契約解除に向けて協議中です。

5　再発防止等

本件についての誤りの原因、経緯を精査し、再度同様の事象が生じることのないよう内訳書の作成方法を見直すなど、適正な積算の徹底を図ります。
なお、西部住宅建設事務所において現在施工中の電気設備工事について確認したところ、他に同様の誤りはありませんでした。

問い合わせ先 西部住宅建設事務所管理課 電話　042-527-3502