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令和3年(2021年)8月31日更新

報道発表資料

道路施設の維持管理について(自由意見)

Q17 道路施設の維持管理のあり方や予防保全型管理について、あなたの意見を自由にお書きください。

(n=486)

  1. 維持管理の手法、財源等に関すること…209件
  2. 予防保全型管理に関すること…105件
  3. 道路施設の安全性に関すること…71件
  4. 道路施設の整備、計画等に関すること…63件
  5. 情報の発信に関すること…26件
  6. その他…12件

主なご意見

(1)維持管理の手法、財源等に関すること 209件

  • 道路施設は自動車や歩行者といった移動手段のみのためにあるものではなく、延焼防止やインフラ機能設置空間、地下鉄建設空間など、社会生活に必要なものであり、そのような関連事項も考慮して、今後も道路施設の維持管理に取り組むことを期待する。また、今後の人口規模等に合わせた持続可能な施設になることを望む。(男性 10代 江戸川区)
  • 人口と財源が減少する中で、選択と集中はやむを得ないと思う。しっかりとした選択と集中を行い、長く使えるものをこまめにメンテナンスしていくのが持続可能性のある方法だと思う。(男性 20代 大田区)
  • 限られた予算内で行うには、ある程度の取捨選択は必要かと思います。次世代へ負担のかけるやり方は良いとは思いません。施設の維持管理費は高いものだと思います。そのコストに見合うものだけを残すことも必要かと考えます。(男性 30代 青梅市)
  • 財源が限られているからといって、補修しないで起こる事故が怖い。なるべく施設を集約して(遠回り等の必要が起こるかもしれないが)、安全な生活を送れるようにしてほしい。(男性 30代 国分寺市)
  • 人口減少社会において財源の確保はより困難に直面するでしょう。限られた財源を有効に活用するためにも、選択と集中の観点から、コンパクトシティ化を推進することにより、現在ある道路施設を全て更新するのではなく、維持管理が必要な道路施設を絞り込んで対応していくことが重要と考えます。(男性 40代 足立区)
  • 限られた財源の中で、地震、集中豪雨などによる自然災害から守り、生活インフラを支えるため、道路施設の延命を図りつつ、生活の利便性を損なわないような維持管理が望ましいと思います。(男性 50代 北区)
  • 道路施設の安全性を高めることは大事ですが、費用にも限りがあるという問題を改めて知りました。どのように優先度を調整するのか難しい問題だと感じました。(女性 50代 武蔵野市)
  • 今ある道路施設を維持する方法から、撤去する・集約させるといった事を実施することにより、維持管理費用の削減を目指していただきたいと思います。(男性 50代 府中市)
  • 日本橋の高速道路など、当時は便利さや経済活動などを優先させてきたが、維持管理なども含め、これからは景観なども重要視していかなければならないと思う。(男性 60代 目黒区)
  • 施設の利用度合い、代替施設の有無、周辺交通や環境への影響度を考慮し、保全取組の優先順位付けをし、結果を公開し、実施していってください。(男性 60代 武蔵野市)
  • 身近に建設関連の職人をしている人がいて、普段から、壊れてしまう前の普段の手入れやメンテナンスの重要性をよく聞かされています。大規模な施設でも同じだと思っています。(女性 70歳以上 港区)

(2)予防保全型管理に関すること 105件

  • 予防保全型管理などについて、正直よく認知も理解もしていなかった。長期的に見てコスト削減につながり、また自然災害等への対策の観点からも恐らく重要だと思うので、それらのことが都民に広く認知されれば、財源支出に対しても自然に理解が得られると思う。(男性 20代 西東京市)
  • 近年、甚大な被害をもたらす自然災害が多発する日本において、ライフラインに関わる施設を定期的に補修してリフレッシュしていくことは必須だと感じます。特に利用可能な土地と財源が限られている東京では、現存する道路施設を維持する予防保全型管理が適していると思います。もし、施設を更新する場合には、似たような施設が乱立せぬよう、集約化して、スマートな東京にしてほしいです。(女性 30代 島しょ)
  • 財源も限りがあり、一度に全ての道路・トンネルなどを更新するのは不可能なので、結果的にコストが抑えられるのであれば、予防保全型管理はとても有効だと思います。更新の時期をそれぞれずらしていけば、何十年か先の次の更新も楽になるので良いです。(女性 40代 渋谷区)
  • コスト削減、工事の分散等の点で、予防保全型は非常にメリットのある方法だと認識しており、保全の世界では、常識的な方法であると思う。(男性 60代 墨田区)
  • コストをかけずに予防的に保全管理していく考え方を初めて知ったが、道路施設維持管理の在り方としては極めて合理的であると感じた。ひとたび事故が起きれば取り返しのつかない犠牲が生じるので、安全性の確保からも、地道で着実な予防保全型管理を積極的に進めてほしい。(男性 70歳以上 小金井市)

(3)道路施設の安全性に関すること 71件

  • 劣化により、安全性が低下することが一番あってはならないと思う。(女性 20代 墨田区)
  • 予防保全型管理で補修しつつ、やはり、いつかは来る地震や近年多い台風などの災害に向けて、主要な道路については新しく整備していくことも必要なのかと考えます。ただ、コロナ禍での財政負担を考えると、道路管理の維持管理にかけられるコストも限られてくるので、本当に必要な道路をデータに基づいて見極めていくことが大切であると考えます。(女性 30代 墨田区)
  • 首都圏の大地震や集中豪雨に備えた防災的な処置を充分行った管理をしてほしい。(男性 30代 渋谷区)
  • 限られた財源の中で進めるのならば、利便性よりも安全性をより重視した維持管理をしていってほしいです。(男性 40代 渋谷区)
  • 今まで知らなかったことで勉強になりました。日本は地震など災害も多いので安全性を第一にと思いながら拝読しました。(女性 50代 墨田区)

(4)道路施設の整備、計画等に関すること 63件

  • 優先度を見極めて対応するのは難しいことですが、有識者の意見等を参考に、どういう都市にしたいのか、その視点も大事に進めたほうが良い。なんでも早めにやればいいのではなく、あくまでどういう都市にしたらいいかの視点も大事に進めてください。(男性 50代 三鷹市)
  • 今までのやり方にとらわれず、効率化につながる新材料・新技術を積極的に導入してほしい。(男性 50代 府中市)
  • 限られた財源なので、優先順位を決めて集約化した計画を立てることが大切だと考えます。大規模災害への備えも準備していると思いますが、それらとの連携した取組が必要で、都民の安全性を重視した計画の実施を期待します。(男性 60代 小金井市)

(5)情報の発信に関すること 26件

  • 道路施設の多くで経年劣化が進んでいることや、予防保全計画があるということを全く認知していなかったため、多くの人が内容を理解することができるようにホームページなどで発信する必要があると思う。その際は、子供にも分かりやすい内容にしてほしい。(女性 10代 文京区)
  • 道路の不具合や報告は、一般からのアプリを通じた連絡にするなど、人件費と時間の削減が必要。(男性 40代 立川市)

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