ここから本文です。

報道発表資料  2021年09月22日  産業労働局

東京都中小企業の景況
令和3年9月調査

都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

8月の景況

業況:2か月連続で悪化
見通し:厳しさ強まる

  • 8月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-45(前月-42)と2か月連続で悪化した。今後3か月間(9~11月)の業況見通しDI(当月(8月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-32(前月-25)と厳しさが強まった。
  • 業種別の業況DIをみると、製造業(-33→-43)は10ポイント減少し大幅に悪化した。小売業(-67→-68)はほぼ横ばい、サービス業(-36→-36)は横ばいで推移した。卸売業(-41→-35)は6ポイント増加し改善した。
  • 前年同月比売上高DI(-34→-41)は7ポイント減少し悪化した。製造業(-19→-34)は15ポイント減少、小売業(-61→-71)は10ポイント減少しともに大幅に悪化した。サービス業(-30→-35)は5ポイント減少しやや悪化した。一方、卸売業(-30→-26)は4ポイント増加しやや改善した。
  • 業種別の業況見通しDIをみると、製造業(-23→-32)は9ポイント減少、卸売業(-18→-26)は8ポイント減少、小売業(-37→-44)は7ポイント減少しそれぞれ悪化した。サービス業(-24→-27)は3ポイント減少しわずかに悪化した。

業況DI・業況見通しDI(全体)

(季節調整済DI)
グラフの画像

付帯調査

東京都中小企業収益動向調査 令和2年度の収益動向と令和3年度の収益見通し

令和2年度の売上高の状況

令和元年度と比較した令和2年度の売上高の状況は、増加した企業が27.4%、減少した企業が72.7%

令和3年度の収益見通し

令和3年度の収益見通しは、「好転」が13.8%、「悪化」が44.7%となった。前回調査と比べて「好転」(13.8%)が8.6ポイント増加し、「悪化」(44.7%)が27.6ポイント減少

新型コロナウイルス感染症による事業活動等への影響

経営や事業活動への影響

新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう2021年(令和3年)8月の経営や事業活動への影響を全体でみると、「影響あり」が68.4%(前回調査65.6%)

売上高への影響

経営や事業活動への影響で「影響あり」と回答した企業の新型コロナウイルス感染症発生前の2019年(令和元年)8月と比較した2021年(令和3年)8月の売上高を全体でみると、『減少』が91.0%(前回調査92.8%)

調査の概要

1 調査目的

毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

令和3年9月1日~令和3年9月8日

5 調査規模

対象企業 3,875企業

(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業

6 回答状況

回答企業数(回答率) 1,430企業(36.9%)

(業種別)
製造業 382企業(34.0%)
卸売業 373企業(42.6%)
小売業 324企業(37.0%)
サービス業 351企業(35.1%)

(規模別)
小規模 674企業(39.7%)
中小規模 278企業(37.8%)
中規模 280企業(39.7%)
大規模 190企業(39.4%)
規模不明 8企業(3.1%)

全文掲載ホームページ(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.