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令和3年(2021年)11月25日更新

報道発表資料

防火・防災

避難場所での障害者優先ゾーンの設定

震災ハザードマップで火災の可能性の高い地域に住んでおり、知的障害のある家族もいるため、防災について強い関心があります。公園を利用していても、家族の多動や奇声を迷惑がられることがあるので、災害時の避難場所ではどうなるのかを懸念しています。
障害者が少しでも過ごしやすい場を確保するために、避難場所の中に障害者優先ゾーンを設定いただけないでしょうか。実際に機能するかは難しいと思いますが、居ても良い場所があるのとないのでは大きく違ってくるのではないかと考えています。

説明

このたびは災害時の避難に関する御意見を頂き、誠にありがとうございました。
災害が起こった際に避難する場所は大きく分けて、一時的に避難する「避難場所」と、一定の避難生活を行う「避難所」の2通りがございます。
避難所については、東京都では、区市町村の実情に応じて避難所運営の備えができるよう、「避難所管理運営の指針」を作成し、避難所運営を支援しております。その中で、特別な配慮を要する方に対応できる居場所として福祉避難スペースを設置することを記載しております。例えば、知的障害のある方に対しては、家族や介助者に配慮の方法を確認し、パニックになったら落ち着ける場所へ移動することなど、避難所の運営に際して、障害のある方への様々な対応をお示ししております。
その他、要配慮者の方へは区市町村において定める「福祉避難所」もございますので、併せて御確認ください。
災害時においても、都民の皆さまが避難した先で安全・安心に過ごせるように、今後とも努めて参ります。
〈避難所管理運営の指針(平成30年3月版)〉
(福祉保健局、総務局)

帰宅困難者対策の充実

先日の震度5強の地震により、鉄道の駅で帰宅困難者が出たと報道されています。今後、今回以上の地震が発生したら、帰宅困難者は膨大な数にのぼると思うので、今からでも帰宅困難者対策を再度、検証しておいた方が良いと思います。
帰宅困難者の数を少なくすること、帰宅困難者への水、食料、毛布などの支給は必須ではないでしょうか。都として、対応策を事前に都民に示しておくべきです。

取組

このたびは、貴重な御意見をいただき、誠にありがとうございます。
災害発生時、行き場のない帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設については、公共施設の確保に加え、民間企業等の協力を得ながら、確保を進めています。これらの一時滞在施設には、帰宅困難者向けの3日分の水や食料、毛布等の備蓄品が整備されています。
また、これらの取組については、「東京都帰宅困難者対策ハンドブック」、動画等様々な媒体を通じて都民の皆さまに対してお伝えしておりますが、東京都防災ホームページでも御覧いただけます。
今後も帰宅困難者対策の推進に努めて参りますので、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
〈東京都防災ホームページ(帰宅困難者対策)〉
(総務局)

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