2021年12月05日　 産業労働局

千葉県における高病原性鳥インフルエンザ「疑似患畜」の発生に伴う都の対応について

千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が発生しました。
発生地から半径3キロメートルの移動制限区域に江戸川区、半径3～10キロメートルの搬出制限区域に江東区、葛飾区、墨田区が含まれており（別紙　移動・搬出制限区域（PDF：365KB））、都は以下のとおり対応します。
なお、これらの制限区域内に養鶏農家はありません。
国によると、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザに感染する可能性はないとのことです。

1　発生農場の概要

所在地：千葉県市川市（宮内庁新浜鴨場）
飼養状況：あひる73羽、あいがも265羽　計338羽

2　経緯

1. 12月4日（土曜日）18時20分に、千葉県より県内の宮内庁新浜鴨場で高病原性鳥インフルエンザ疑い事例の連絡がありました。
2. 12月5日（日曜日）1時20分に、千葉県よりPCR検査陽性の連絡、5時00分に、疑似患畜確認の連絡がありました。
   （疑似患畜とは、高病原性鳥インフルエンザの症状を示し、PCR検査陽性と国が判断した家きんをいいます。）
3. 都内では、現時点において家きんに異常は認められていません。

3　都における対応

1. 移動制限区域と搬出制限区域の告示をしました。
2. 制限区域内の鶏飼養者への移動制限の指示と異常有無を確認しています。
3. 都内の養鶏農家に注意喚起・異常有無を確認しています。
4. 制限区域内の区および畜産関係団体へはその旨の連絡をします。

（参考）
※発生地から半径10キロメートル圏内の鶏飼養者：17戸142羽（学校、動物園等）
※制限区域内に養鶏農家がないため、飼料運搬車などの畜産関連車両を消毒する場所（消毒ポイント）は設置しません。
※都内で100羽以上の養鶏農家は28戸、それ以外の養鶏農家は22戸です。

問い合わせ先 産業労働局農林水産部食料安全課 電話　03-5320-4845