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報道発表資料  2022年03月07日  福祉保健局

3月は自殺対策強化月間です
ご存知ですか?「ゲートキーパー」。都内の理美容店・映画館・電車で呼びかけを実施します

東京都における令和3年の自殺者数は、2,293人【注】と令和2年に比べて増加しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、都民生活のあらゆる面に影響を及ぼしており、今後も自殺リスクの高まりが懸念されています。
【注】警察庁「自殺統計」(令和3年12月末速報値)
都では、悩みを抱える人を社会全体で支える取組を推進するため、「ゲートキーパー」の存在やその役割について、多くの方に知っていただけるよう動画を作成しています。

動画の画像

このたび3月の自殺対策強化月間に合わせて、都内の電車内で動画を掲出するほか、より多くの方にご覧いただけるよう、新たに、理美容店のカットブース前の液晶ディスプレイや、都内映画館で上映開始前のスクリーンでも動画を掲出することといたしました。
皆さんの「気づき」や「声かけ」が、誰かの支えのきっかけになるかもしれません。あなたもゲートキーパーについて学んでみませんか?

1 ゲートキーパー啓発動画の掲出

(1)掲出動画

ゲートキーパー啓発動画「気づいたら 声をかけるその勇気」

自殺のリスクにつながるような悩みに気付き、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る「ゲートキーパー」の役割を分かりやすく紹介しています。
15秒バージョンの動画を掲出します。

(2)掲出スケジュール

  • 3月7日(月曜日)~3月13日(日曜日)
    JR東日本(山手線、横須賀・総武線快速)
    都営地下鉄(浅草線、新宿線、大江戸線)
  • 3月14日(月曜日)~3月20日(日曜日)
    東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線・副都心線、半蔵門線、南北線)
  • 3月18日(金曜日)~3月31日(木曜日)
    都内映画館(ユナイテッド・シネマ豊洲、TOHOシネマズ錦糸町、イオンシネマ板橋、TOHOシネマズ府中、イオンシネマむさし村山)
  • 3月21日(月曜日)~3月27日(日曜日)
    ヘアカット専門店QBハウス(CM配信可能な都内全店舗)

2 ゲートキーパーが担う役割 まずは声をかけることから

ロゴ画像

1)気づき、声をかける

  • 声掛け
    (例)「どうしましたか。おつらそうで心配です。」「眠れていますか?力になれることはありますか?」

2)話を聴く

  • 相手の苦労をねぎらい、共感を表す
    (例)「それはつらかったですね。よく耐えてきましたね。」「これまで一人で頑張ってきたのですね。」
  • 「死にたい」という言葉と気持ちに寄り添う
    (例)「死にたいと思うほどつらかったのですね。」「それほどおつらくて、消えてしまいたいと思うんですね。」

3)必要な支援につなげる

  • 紹介する
    (例)「この困りごとについては、○○の窓口が詳しいと思うので、そちらにも相談してみてはいかがでしょうか。」
  • 具体的なアクセス方法等を示す
    (例)「○○の窓口は、平日9時から17時まで受け付けているようです。電話番号、住所は…です。私から連絡してもよろしいでしょうか。」
    →相談窓口は「東京都こころといのちのほっとナビ ここナビ」より検索ください。

4)見守る

継続的な関わりができる場合は、相談窓口につないだ後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう。

問い合わせ先
福祉保健局保健政策部健康推進課
電話 03-5320-4310
Eメール S0000289(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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