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報道発表資料  2022年03月29日  産業労働局

未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト
令和3年度採択企業2社を決定しました!
オープンイノベーションによる大規模プロジェクトへの支援を実施

東京都では、波及効果のある新たなビジネスの創出を目的とし、都内ベンチャー・中小企業が大企業等とのオープンイノベーションにより事業化する革新的なサービス・製品等を対象に、その開発・実証・販路開拓等に要する経費の一部を補助する「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」を実施します。
この度、20件の応募の中から、令和3年度の採択企業2社が決定しましたのでお知らせいたします。

採択内容

採択企業

Heartseed株式会社(外部サイトへリンク)(新宿区)

申請テーマ

再生医療等製品の製造プロセスと保存・輸送技術の開発

事業会社等

ノボ ノルディスク(Novo Nordisk A/S)

申請概要

当社は慶応義塾大学と協業して、iPS細胞由来の高品質な心筋細胞球(以下、「心筋球」という。)の作製技術を開発した。iPS細胞を用いた再生医療には大きな期待が寄せられているが、通常の医薬品と異なり生きた細胞が製品であり、サプライチェーンの構築が重要である。
本事業では、当社が開発するiPS細胞由来心筋球の市販後の製造プロセスと保存・輸送技術を重点的に開発する。これにより、本治療法の普及に向け、製品の安定供給・品質保証体制の構築を図るとともに、提携・協働する関連企業との海外も含めた製品展開を見据えて、実用化に取り組んでいく。

事業の画像1

採択企業

株式会社フローディア(外部サイトへリンク)(小平市)

申請テーマ

革新的AIエッジデバイスを実現するCIM技術の開発

事業会社等

丸紅ベンチャーズ株式会社

申請概要

AIエッジ演算に最適な半導体デバイスを開発する。低消費電力でAI演算を行う技術の一つとして、メモリーを使ってAIに必要な積和演算を行うComputing in Memory(CIM)が注目されている。
当社のメモリーを用いたCIM技術は、低消費電力で、複雑なAI演算を可能にする。
AIエッジデバイスは端末側でのAI処理を可能とし、デジタル社会を加速化させる。

事業の画像2
AIエッジデバイスの活用シーン

※上記内容は交付申請書類受付時点(令和3年12月15日時点)の情報です。今後、プロジェクトの進捗状況等について、随時事業ホームページ(外部サイトへリンク)にてお知らせいたします。
※「事業会社等」とは、本プロジェクトに対して、出資を行うとともに、販路・人材・ブランド等を提供した者を指します。

令和3年度 補助金概要

支援対象事業者

以下の(1)~(3)を全て満たすベンチャー・中小企業等

(1)基準日(令和3年11月1日)現在、次の1.または2.に該当していること

  1. 以下の要件を全て満たしていること
    • 引き続き1年以上事業を営んでいる者
    • 東京都内に登記簿上の本店または支店があること(個人においては東京都内に開業届出があること)
  2. 都内で創業し、引き続く事業期間が1年に満たない者

(2)申請日時点で、次の1.及び2.に該当するプロジェクトを組成していること

  1. 事業会社等から、令和2年4月1日~令和4年3月末日に総事業費の4分の1以上の出資等を受けること
  2. 事業会社等から、販路・人材・ブランド等の提供を受けること

(3)募集要項に定める諸要件を満たすこと

支援期間

交付決定日から最長2年

採択件数

2件

補助限度額

計 最大3億円(下限額1億円) ※年度毎の補助限度額は1億5千万円

補助率

補助対象経費の2分の1以内

事業ホームページ

未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト(外部サイトへリンク)

QRコードの画像

スキーム図

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略

問い合わせ先
産業労働局商工部創業支援課
電話 03-5320-4694

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