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報道発表資料  2022年11月15日  福祉保健局

令和4年度(夏期) 路上生活者概数調査の結果

東京都は、都内における路上生活者数を把握するために、道路・公園・河川敷・駅舎等の路上生活者の概数調査を行いました。今回、その調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。

1 調査結果(概要)

今回の調査で確認した令和4年8月時点での東京都の路上生活者数は、693人でした。このうち、都・区市町村等の調査による人数は424人(区403人、市町村21人)、国土交通省の調査による国管理河川の人数は、269人(区227人、市町村42人)でした。令和4年1月の調査結果と比べると、合計で77人の減となりました。

(単位:人)
  区市町村 国管理河川 合計
令和4年
8月
(a)
令和4年
1月
(b)
増減
(c)=(a)-(b)
令和4年
8月
(d)
令和4年
1月
(e)
増減
(f)=(d)-(e)
令和4年
8月
(i)
令和4年
1月
(g)
増減
(i)=(g)-(h)
23区 403 437 -34 227 266 -39 630 703 -73
市町村 21 21 0 42 46 -4 63 67 -4
都合計 424 458 -34 269 312 -43 693 770 -77

※国管理河川分(国土交通省):多摩川、浅川、荒川、綾瀬川、江戸川など。

区市別では、渋谷区の8人減をはじめ、新宿区・文京区等で減少し、施設別では、主に都管理道路及び区管理公園で減少しました。
資料1(PDF:117KB)資料2(PDF:118KB)参照
これには、都と23区が共同で取り組んできた、自立支援センター【注】の運営をはじめとする、路上生活者対策事業等の効果が寄与しているものと考えられます。
【注】自立支援センター:ホームレス及びホームレスとなるおそれのある方を一時的に保護し、就労による自立と早期の社会復帰に向けた支援を行う施設

2 最近の都内路上生活者数の推移

(単位:人)
  令和4年度 令和3年度 令和2年度
4年8月 4年1月 3年8月 3年1月 2年8月
夏期 冬期 夏期 冬期 夏期
23区 403 437 476 549 550
市町村 21 21 21 15 18
国管理河川 269 312 303 298 309
合計 693 770 800 862 877

3 調査方法等

ア 調査実施日

原則として、令和4年8月1日(月曜日)から同月5日(金曜日)までの間の平日のうち1日(おおむね午前10時00分から午後4時00分までの時間帯に実施)

イ 目的及び対象者

都内における路上生活者数の実態を把握するため、道路、公園、河川敷、駅舎等の各施設別及び各区市町村別の人数調査を実施

ウ 調査方法

各施設管理者等の目視による確認調査であり、テントやダンボール等の中の確認や、路上生活者に対する聴き取りは行っていません。

参考

現在の方式(国管理河川もあわせて調査する方式)での調査を開始した平成14年8月以降で、都内の路上生活者数が最も多かったのは、平成16年8月の6,731人でした。
(うち国管理河川の人数1,080人は調査時期が異なるため参考数値)

問い合わせ先
福祉保健局生活福祉部保護課
電話 03-5320-4098

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