歯と口の健康について（自由意見）

Q15　歯と口の健康について気を付けたいことや歯と口の健康全般について、あなたの意見を自由にお書きください。

（n＝473）

1. 歯と口の健康のために心掛けていること…189件
2. 歯と口の健康状態に関すること…94件
3. 歯科検診・定期健診に関すること…76件
4. 情報発信、啓発に関すること…60件
5. 歯科医・歯科医院に関すること…46件
6. その他…8件

主なご意見

（1）歯と口の健康のために心掛けていること　189件

• 年を取っても自分の歯がある状態を心がけている。マスクを着用することが日常になったので、口臭ケアを以前よりも心がけるようになった。（女性　20代　新宿区）
• 歯は大切と小さい頃から教わって育ってきました。噛んで食べることが健康を維持する上で重要だと考えているので、とにかく1本でも多く歯を残して生きていけるよう心掛けています。（女性　20代　小平市）
• 「病気は防げないが、虫歯は防げる」と昔から親に言われて育ったので、歯みがきは日々頑張っている。真面目に取り組んで努力が報われる数少ないものの一つだと思う。（女性　30代　千代田区）
• 毎日の歯みがきと定期検診を心掛ける。（男性　30代　新宿区）
• 歯石と口臭が気になるので、普段から歯みがき時に洗口液も利用することと、舌の上を軽く拭って舌苔（ぜったい）をある程度取ることと、数日ごとにフロスを使用することを意識しています。
  また、半年に1度の歯科検診と歯石除去クリーニングをしていただいています。
  これで問題なく過ごしているので、これが一番良い方法だと思っています。（男性　40代　三鷹市）
• 口の健康のために、毎日口や舌を動かす運動をしている。スムーズな嚥下（えんげ）のためにも、効果的であると感じる。（女性　50代　港区）
• 朝と昼と夜の1日3回の食後の歯みがきを欠かさず実行しています。1回に3分間以上磨いています。磨き終わったら、歯間ブラシで歯と歯の隙間を磨きます。（男性　50代　八王子市）
• ブラッシングやデンタルフロスなどで日常的に口腔ケアを行うことはもちろん、歯科医にて定期健診やクリーニングを定期的に行うことにより、口腔内の健康を維持している。いつまでも自分の歯を維持したいし、そのことが歯と口以外の健康にもつながることが分かっているから。（女性　60代　練馬区）
• 日中は歯をかみしめないようにし、就寝中は歯ぎしりをしないようにナイトガードを付けることで、歯を大事にしている。（男性　60代　三鷹市）
• 子育て中に忙しさにかまけて、虫歯を作ってしまい、いくつかを義歯にせざるを得なくなった苦い経験から、歯の大切さを痛感いたしました。今はこれ以上減らさないためにも、食べ物に気を付けるのと、食べたらすぐに歯を磨くことを習慣化しています。（女性　70歳以上　多摩市）

（2）歯と口の健康状態に関すること　94件

• 歯は若い頃から注意しなければならず、30代後半になってから気を付け始めたが、すでに遅かった。（男性　40代　新宿区）
• マスク生活が続くことで、口を動かさないでいることが多くなっています。唾液の量も減っていたり、口の周りの筋肉も衰えていたりと、健康面で影響は出て来そうなので、歯と口の健康については気を付けたいと思っています。（男性　50代　西東京市）
• 歯周病予防の歯ぐきマッサージや歯間ブラシなど、歯みがき以外にも歯のケアをした方がいいとは思いますが、やり方が分からないのと時間がないので出来ていません。毎日の歯みがきだけで歯の健康は保てないのかが心配です。（女性　60代　国立市）
• 後期高齢者の私にとっては、歯と口の健康はとても大切なことです。もう少し若い頃から歯の治療を受けておけばよかったと思っております。（男性　70歳以上　文京区）
• これまでの人生で大きく後悔しているのが「自分の歯」の件です。予防、早期治療等をどうして真剣にしなかったかと毎日にように考えます。（女性　70歳以上　墨田区）

（3）歯科検診・定期健診に関すること　76件

• 8020運動のように、高齢者になっても自分の歯が残ることの重要性が言われていましたが、最近では、口内環境が全身の病気に影響を及ぼしていると聞き、歯と口の健康の重要性を感じています。同年代の友人は、定期健診を受けていない方も少なくなく、まだまだ社会全体の周知には至っていないのかなと思います。企業の健康診断に取り入れるなど、もっと簡易的に健診ができる環境があればいいかと思います。（男性　20代　新宿区）
• 歯の検診について、タイミングが分からない。（女性　20代　世田谷区）
• 以前は歯が痛くならないと歯医者に行こうと思わなかったが、歯の健康が体の健康にもつながっていると知り、定期健診や歯石除去を受けるようになった。（女性　30代　千代田区）
• 定期健診で「歯は治療ではなく予防」と教わりました。日本は欧米に比べて予防の意識が低いとも教わりました。確かに「歯が痛いから歯医者に行く」というのが通常の考え方な気がします。「歯が痛くなってからでは手遅れ」という認識を、全員が持ったほうがいいと思いました。働いていると年1回の健康診断が義務付けられていますが、そこに歯科健診も含められないかなどと思いました。（男性　40代　江東区）
• 虫歯の治療の時に「定期検診も受けてくださいね」と伺ったのにも関わらず、コロナ禍で足が遠のいてしまい、受診するタイミングを逃している。ただ、痛くなってからでは遅いという意識はあるので、今年中には受診しようと思う。（女性　40代　大田区）
• 若い時に歯を何本も失ったので、もう二度と失敗しないと心に決め、定期検診をして歯を大切にしている。（男性　70歳以上　品川区）
• 元々歯並びがよくないので、定期的に歯科医に診てもらい、歯石除去、歯垢除去、色素除去などをしてもらっている。これからもずっと気を付けていくつもりです。これは、2人とも総入れ歯だった両親を反面教師にしてのことです。若い頃から歯には気を付けた方がいいと思います。（女性　70歳以上　品川区）

（4）情報発信、啓発に関すること　60件

• 8020運動と言われるほど、歯と口の健康は非常に大事だと思っている。自分自身も、歯科矯正・親知らずの抜歯を経験した。現在も定期的に、歯科検診を行いフッ素コーティングや歯石除去を受けている。忘れがちだが、食いしばり噛み締め対策も重要となってくると思う。私は定期的に歯科医院に行き、専用のマウスピースを作ってもらっている。
  このような対策も必要だと、啓発していってもらいたい。（男性　20代　台東区）
• 失ってから大切さに気づきました。調子が悪いとご飯が食べられず、全身の健康につながるので、普段からケアを行い、大切にしたいと思っています。大人になってから歯ブラシだけでなく、フロスの重要性を知りました。小学生の健診でフロスの使い方も指導いただけたら、もっと身近になるのではないでしょうか。（女性　30代　杉並区）
• 歯並びが悪いため、歯周病や虫歯になりやすい状態で、子供の頃に矯正をした方がよかったのにと、よく歯科医に言われます。歯と口の健康についての教育（親も含む）をもっと積極的に行なっていただきたいです。（女性　40代　板橋区）
• 歯と口の健康が重要との意識を持っている都民の方々は、少ないのではないでしょうか。もっと分かりやすい啓発をしていただければと思います。（男性　50代　荒川区）
• 虫歯は様々な病気の元になるので、「虫歯は万病の元」くらいの意識でもいいと思います。それを若年層から高齢者まで広めていただければと思います。（男性　60代　豊島区）
• 歯と口の管理（歯みがき等）が、体への健康に関連していることを知らない人が多いと思います（自分も最近まで知らなかった）。歯みがき等の管理の重要性を広めることが大切だと思います。小中学校での検診の前に、歯みがきの仕方を兼ねた講習会を行ったり、薬局に一目で分かる明瞭なポスターを掲示するなど、できることはあると思います。歯の重要性を訴求することが大切と考えます。（男性　70歳以上　大田区）

（5）歯科医・歯科医院に関すること　46件

• 定期的に歯科医に見てもらうべきなのは分かっているが、虫歯などがない限り、なかなか行こうという気にならない。また、一度歯科医にかかると、何回も通わねばならなくなるイメージがあり、足が向かない。（男性　30代　稲城市）
• 歯科医院が多くて、どこが良いか（信頼できるか）判断するのが難しくて、なかなか歯科にかからないという人もいるように思います。私がそうです。その背景には、歯科医院の治療方針・品質のばらつきが大きいということを経験的に知っているからです。治療方針の透明化・分かりやすいガイドラインが市民に周知されると、この状況の改善につながるのかなと思います。（男性　40代　世田谷区）
• 子供の頃は歯の衛生意識に乏しく、たくさんの虫歯があり、放置状態になっていました。今のかかりつけ医に出会ってからは、歯の大切さを実感し、健康に保てるよう心掛けるようになりました。それはその歯科医が、歯を健康に保つことで他の病気を予防し、余計な出費を減らすことになると教えていただいたからです。歯を抜かず、定期健診（歯石除去、フッ素塗布など）で歯の健康を維持していきたいと思います。（男性　50代　町田市）
• 歯は大事だと認識しているので、できれば生涯自分の歯で（入れ歯にならず）生活していけるように、かかりつけ医を見つけて相談しながら歯と口の健康を維持していきたいと考えています。（女性　50代　日野市）