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報道発表資料  2023年01月06日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報 タスマニアデビル「ダーウェント」が死亡しました

多摩動物公園(園長 渡部浩文)において、このたびタスマニアデビルの「ダーウェント」(オス)が死亡しましたのでお知らせします。

1.死亡したタスマニアデビル

名前

ダーウェント

性別

オス

年齢

6歳

生年月日

2016年4月19日

死亡日

2023年1月2日(月曜日)

死因

調査中

写真
タスマニアデビル「ダーウェント」
(2022年8月29日撮影)

2.経緯

2021年9月に右後肢を骨折し、11月に断脚手術を行いました。その後、2022年春より運動場に出られるようになり、右後肢欠損の状態でも移動に問題なく元気にすごしていました。高齢による衰えが見られたため、サプリメントを与えるなど健康状態維持を目指してきました。この数日、食欲や動きに変化は見られませんでしたが、1月2日に寝室で死亡しているのを発見しました。

3.日本国内の飼育状況(2023年1月6日現在)

1頭(オス1) ※今回死亡した「ダーウェント」を含みません。
国内では当園でのみの飼育です。

参考

タスマニアデビル(フクロネコ目 フクロネコ科)
(IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種1B類))
※「1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Sarcophilus harrisii
  • 英名
    Tasmanian devil
  • 分布
    オーストラリア(タスマニア島)
  • 生態等
    現存する肉食性有袋類としては世界最大種で、頭胴長は約60センチメートル、尾の長さは約25センチメートル。かつてはオーストラリア本土にも生息していましたが、現在はタスマニア島のみに分布しています。家畜を襲う害獣としての疑いから駆除対象になり数を減らしましたが、その後、保護法のもと少しずつ生息数が回復していました。しかし、伝染性及び致死率の高い「タスマニアデビル顔面腫瘍病(DFTD)」が蔓延し、再び数を減らしています。夜行性で、ワラビーなどの動物の死体を集団で食べる習性があります。黒い体色と、集団でエサを食べる際に発する鳴き声から、「デビル」と呼ばれたとされています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5374

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