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2023年02月02日
福祉保健局
都内のインフルエンザ定点医療機関からの第4週(1月23日から1月29日)の患者報告数が、「流行注意報基準」【注1】を超え、インフルエンザの流行が広がっています。
今後、大きな流行に拡大する可能性があるため、インフルエンザの予防、拡大防止のために、より注意を払っていただくことが重要です。インフルエンザにかからない、感染を広げないために、ワクチン接種が大切です。また、ポイントに沿って感染防止対策を一人一人が心がけてください。
さらに、新型コロナウイルス感染症にも引き続き注意が必要です。インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、基本的な感染防止対策は同じですので、対策の徹底をお願いします。
発熱などの症状が出た際の受診や療養について、リーフレット(別紙1(PDF:821KB)、別紙2(PDF:901KB))やホームページ(東京都臨時オンライン発熱診療センター、感染に備えた準備)をご確認ください。
【注1】流行注意報基準:感染症発生動向調査による定点報告において、10人/定点(週)を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合としています。
上記データは、都内のインフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。
幼稚園 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 | その他 | 計 | |
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2022-2023年シーズン累計 2022年9月5日~2023年1月29日 |
13 | 142 | 26 | 3 | 1 | 185 |
2021-2022年シーズン累計 (同時期)2021年9月6日~2022年1月30日 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(単位:件)
|
【注2】AH1pdm09:2009年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス。2011年4月1日から季節性インフルエンザとして位置づけられている。
定点患者報告年齢階層別内訳(直近5シーズン)
インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳(2022-2023シーズンは第4週分まで)
定点当たり患者報告数が10.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中9か所で、報告数が高い順に、八王子市(22.83人)、荒川区(20.57人)、町田市(19.54人)、江戸川(15.89人)、多摩小平(13.23人)、足立(12.42人)、多摩府中(11.29人)、中央区(10.60人)、目黒区(10.25人)となっています。
「東京都感染症情報センター」のホームページにおいて、インフルエンザの発生状況や発生時の対策についての情報提供を行っています。
都内における流行状況が注意報・警報基準に達した場合には報道発表を行っています。
いずれの場合も、保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして注意報・警報を発します。
インフルエンザの予防や啓発ツール、ワクチンに関する情報提供を行っています。
地域において施設等の実態を踏まえた助言や指導等を行っています。
問い合わせ先 (感染症対策全般に関すること) 福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課 電話 03-5320-4088 (感染症患者の報告数(感染症発生動向)に関すること) 東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 電話 03-3363-3213 |
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