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報道発表資料  2023年05月19日  都市整備局

「南大沢スマートシティ実施計画Ver3 計画の深度化・まとめ」を公表します

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南大沢スマートシティ協議会では、「スマート東京」の実現を目指し、地域の課題に即した先進的な取組を実施してきました。
この度、これまでの取組内容の最終とりまとめとして「南大沢スマートシティ実施計画(以下「実施計画」という。)」Ver3を公表いたします。

1) 実施計画の概要

(1)実施計画策定の背景と目的

南大沢地区は、「スマート東京実施戦略(令和2年2月公表)」で、先行実施エリアとして位置づけられ、都は同年10月に地元八王子市や都立大、通信事業者など産学公連携による協議会を立ち上げました。
協議会での議論を踏まえ、最先端の研究とICT活用による住民生活の向上が融合した持続可能なスマートなまちを目指し、モビリティ、まちの賑わい、情報等のまちづくり施策の計画案、社会実装に向けたロードマップである実施計画を策定しています。

(2)実施計画Ver3の位置づけ

令和2年度から年度ごとに実施計画を策定・公表し、意見募集で頂いたご意見等を反映するとともに、実証実験の実施と評価等を行い、計画を深度化してきました。
実施計画Ver3は、3か年の最終とりまとめとして、各施策の社会実装に向けた具体化、ICTインフラの方向性の記載等を行いました。
なお、これまで公表した実施計画は、地区の目指す将来像を示した「南大沢駅周辺地区まちづくり方針(令和5年3月策定)」にも反映されています。

2) 実施計画Ver3のポイント

(1)社会実装に向けた施策の具体化

具体案1 オンライン・オフライン融合のコミュニティ形成

まちの賑わいにおける、デジタルサイネージやSNSによるコンテンツ、交流・施設利用機能、コミュニティスペースの提供

図1

具体案2 駐車場満空情報等の提供サービス

駐車場の満空情報や位置等の情報の提供

図2

(2)ICTインフラの方向性

  • ICTインフラ構築の目的、構築に向けた論点とサービス要件、実現に向けた展開を記載
  • ICTインフラを構築・提供することで、各種サービス(アプリ)を個別に開発・提供するだけでは実現が難しい利便性の向上や新サービス・機能の提供、ビジネス機会拡大とマネタイズを実現

図3

(3)実証事業の効果検証等

  • 令和4年度に実施した「1)電動キックボード、2)デジタルサイネージ、3)3Dデジタルマップ(ARナビ)」の実証内容と効果検証を記載

(4)新たな運営体制

  • 令和5年度以降の協議会・部会の運営体制、新たな実証事業を進めるための制度の創設を記載

3) 今後の展開

  • 令和5年度以降は、協議会・部会の事務局を東京都から株式会社多摩ニュータウン開発センターに変更し、引き続き、南大沢スマートシティを推進していきます。

4) 実施計画Ver3の閲覧方法

都市整備局ホームページに掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

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※別紙 参考(PDF:893KB)

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略9 都市の機能をさらに高める戦略「地域特性に応じたスマートなまちづくりの展開」
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略「TOKYO Data Highwayプロジェクト」

問い合わせ先
都市整備局市街地整備部多摩ニュータウン課
電話 03-5320-5472

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