2023年05月23日　 環境局

「建築物石綿含有建材調査者資格取得支援事業」事業実施者を公募します

大気汚染防止法の改正に伴い、令和5年10月から、建物の解体や改修工事におけるアスベスト含有建材の有無を確認するための事前調査について、一般建築物石綿含有建材調査者をはじめとした資格者等による実施が義務化されます。
都では、事前調査に必要な資格者等を確保するために、都内の工事業者を対象とした資格取得講習会を開催する事業を実施することとしています。
このたび、本事業の開始に向け、都と共同で本事業を実施する事業者（以下「事業実施者」）について、下記のとおり公募しますので、お知らせします。

記

1　事業の概要

事前調査に必要な資格者等を確保するため、都内の工事業者を対象とした資格取得講習会を事業実施者と共催し、工事業者の受講機会を創出すると共に、都が講習会場費を負担することで、資格取得費用の軽減を図り資格取得を支援します。

事業実施期間

協定締結の日から令和6年3月18日まで

本事業のスキーム（イメージ）

2　事業実施者の公募

（1）公募対象

都と共同で本事業を実施する事業実施者

ア　公募への参加資格

次に掲げる全ての要件を満たす法人

• （ア）建築物石綿含有建材調査者等登録規程（以下「登録規程」という。）第5条に基づく厚生労働大臣による登録がされ、登録規程第2条第2項に規定する一般建築物石綿含有建材調査者（以下「建材調査者」という。）に係る修了講習に関し、都内で1回当たりの受講者の定員が100名以上（リモート会場によるものも含む。）とした修了講習を10回以上行った実績を有すること。
• （イ）国、地方自治体その他公共団体からアスベストに関する業務の委託を受けた又は建材調査者講習を地方自治体と共催等連携して実施した実績を有すること。　等

（2）主な業務内容

• 事業実施者は、事業の実施前に、実施内容、業務分担、費用負担等を規定する協定を都と締結します。なお、事業費のうち、都が講習会場費を負担することにより、講習受講料を軽減することとします。
• 都内の解体・改修工事業者（従業員を含む。）を対象とした、建材調査者に係る修了講習を開催します。なお、講習開催時に、都は受講者に対して、災害時のアスベスト対策に係る取組等について説明します。
• 修了講習は、講習1回当たりの受講者の定員を100名程度と設定した際に、全20回を想定し、うち講習会回数の半分以上を多摩地域において開催します。

（3）事業費の負担

都は、本事業の完了後、事業に要する経費のうち、講習会場費について、修了講習1回につき、1,750千円を上限に支払います。

（4）事業実施者の選定

• 応募者から提出された書類を基に、1以上の事業実施者を選定します。
• 応募者が20を超えた場合や、応募者から合計20回を超える開催分の応募があった場合は、応募者への意向確認ののち都による抽選等により選定や各応募者の分担分を割り振るなどの対応を行う場合があります。

3　公募期間

令和5年5月23日（火曜日）から同年5月31日（水曜日）まで

結果通知

令和5年6月上旬（予定）

4　その他

公募の詳細等は、ホームページをご参照ください。

問い合わせ先 環境局環境改善部大気保全課 電話　03-5388-3492