2023年05月29日　 産業労働局

医療機器開発の技術革新を牽引する人材を育成します
プログラム受講生の募集を開始

東京都は将来の医療機器産業の活性化を目指し、イノベーティブな医療機器開発を担える企業内人材を育成するプログラムを、都内中小企業等を対象に開催しております。
2001年にスタンフィード大学が開発した、開発の初期段階から事業化までのステップをプロセス化し、医療現場のニーズ探索を出発点として問題の解決策の創出を図り、イノベーションを実現するアプローチを特徴とするバイオデザインというプログラムを通じて事業化プランの作成までを受講生に実践いただきます。

バイオデザインの概念図

プログラム概要

対象

医療機器産業に既に参入している、又は参入を検討している都内中小企業で、製品企画や研究開発、新規事業創出等を担当する方（原則として上司の推薦が必要です）

条件

以下の1）~2）のすべてを満たすこと

• 1）経営者層が最終発表会に参加できること
• 2）プログラムに継続的に参加できること

定員

10名　※1社あたり1名

期間

令和5年8月2日（水曜日）～令和6年1月17日（水曜日）まで

場所

主に日本橋ライフサイエンスビルディング内会議室
（中央区日本橋本町2丁目3-11）

応募方法

受付期間

令和5年5月29日（月曜日）から7月14日（金曜日）※最終日17時00分まで

ホームページ（外部サイトへリンク）のフォームに必要事項をご記載ください。
問合せ先　jbd-info（at）conso-kansai.or.jp　（医療機器開発イノベーション人材育成プログラム事務局）
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、（at）を@に置き換えてご利用ください。

カリキュラム

日程	内容
令和5年8月2日（水曜日）	講義／ワーク（開講にあたっての動機付け及びバイオデザイン手法の全体像を知る）
8月7日（月曜日）、8日（火曜日）	医療現場観察実習（1）、（2）場所：大阪大学病院
8月28日（月曜日）	講義／ワーク（医療現場観察を踏まえたグループ発表）、（ニーズステートメントの改良）
9月20日（水曜日）	医療現場観察実習（3）　場所：大阪大学病院
10月11日（水曜日）	講義／ワーク（医療現場観察を踏まえたグループ発表）、（コンセプト、アイデア出しを学ぶ）
11月16日（木曜日）	講義／ワーク（コンセプトのグループ発表）、（薬事と保険、特許、ビジネスモデルの講義）
12月6日（水曜日）	講義／ワーク（コンセプトのグループ発表）、（良いプレゼンに関する講義）等
令和6年1月11日（木曜日）	講義／ワーク（最終報告会に向けた準備、ビジネスストーリーの作成）、（PMDA、保険相談時の戦略等について講義）
1月17日（水曜日）	最終報告会

プログラム監修者

（一社）日本バイオデザイン学会　特別顧問　中尾浩治氏

（株）テルモ及び日本医療機器産業連盟の元会長。国内外の医療機器産業に豊富な経験を有す。日本にバイオデザイン教育を導入したファウンダー。現在、医療機器分野の社外取締役、アドバイザーを務める。

講師

• 池野文昭氏
  スタンフォード大学、医師
  （一社）日本バイオデザイン学会　理事
• 桝田浩禎氏
  大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科特任助教、ジャパンバイオデザイン　ファカルティ、Stanford biodesign Global Faculty、A-wave株式会社　代表取締役
• 渡利彰浩氏
  大阪大学医学部附属病院　未来医療開発部未来医療センター　特任准教授
• 福田恵子氏
  大阪大学医学部附属病院　未来医療開発部未来医療センター　特任准教授、臨床工学技士
• 久野栄造氏
  IBC一番町弁理士法人　パートナー弁理士
• 秦充洋氏
  株式会社BDスプリントパートナーズ　代表取締役、一橋大学ビジネススクール　客員教授
• 玉川友樹氏
  大阪大学大学院医学系研究科　心臓血管外科学講座　医師、ジャパンバイオデザイン　第8期フェロー修了
• 岡祐馬氏
  シスメックス株式会社　中央研究所、ジャパンバイオデザイン　第8期フェロー修了
• 篠倉啓純氏
  大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科　特任研究員、ジャパンバイオデザイン　第8期フェロー修了

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12　稼ぐ東京・イノベーション戦略
「オープンイノベーション創出プロジェクト」

問い合わせ先 産業労働局商工部創業支援課 電話　03-5320-4693