平成27年3月9日更新
東京圏国家戦略特別区域会議（第3回）
平成27（2015）年3月4日（水曜）、「東京圏国家戦略特別区域会議（第3回）」に出席しました。
都市再生・まちづくり分野では3件が追加され、都市計画法の特例によるオリンピック・パラリンピックに向けた竹芝地区、虎ノ門四丁目地区プロジェクトのスピードアップ、エリアマネジメントの道路法特例による丸の内仲通り、行幸通り等における道路上下空間を活用したイベント実施による賑わい創出等に取り組みます。
医療分野においては、保険外併用療養等5件のプロジェクトを追加し、革新的創薬等の成果をライフサイエンス産業の発展に繋げます。
もう1件は、外国人を含めた開業を促進するため、国と共同して、法人設立に関する「東京開業ワンストップセンター」を開設します。
また、新たな規制改革事項として、「都市農業特区」の推進及び多摩地域や農地のある区部における指定区域の拡大について提案しました。「都市農業特区」では、生産緑地地区での期限付き貸付制度等の規制改革、税制改正の内容が盛り込まれています。
会議後、知事は記者団に対し、今回の区域計画追加認定事案について説明し、「都市農業特区」について、「今回の提案により、都市農地の保全、農地の貸借促進による多様な担い手の確保・生産性の向上など、都市農業のモデル構築を目指していきたい」と話しました。
